• インテリア
  • 家電
  • ガーデン
  • 生活雑貨
  • キッズ・ベビー用品
  • アウトドア
  • フィットネス・トレーニング

それぞれの家具の寿命と長持ちさせるコツ。

それぞれの家具の寿命と長持ちさせるコツ。 暮らしの知識

家具は暮らしに必要不可欠なものであり、長く使い続けたいものです。
愛用の家具であれば尚更長持ちさせたくなりますが、家具にもそれぞれ寿命があると言われています。

この記事では、家具の種類ごとの寿命や、長持ちさせるコツについて解説していきます。

ソファの寿命

使い方や製品の品質によって寿命が大きく異なるのがソファです。
ソファの寿命は短くて3年、長くて10年と言われています。
ソファの素材によって寿命に違いがあるので素材ごとにご紹介します。

革のソファ

革は長持ちする素材の代表です。
特に本革で高価なものであった場合だと、10年以上使えるソファも多いです。
高価なソファは、使えなくなったらそのまま買い替えではありません。
メーカーが革の張り替えをサポートしてくれるため、革が寿命を迎えたら張り替えをすると、さらに寿命が延びます。

とはいっても、革は張り替えできますがソファの中身は作り直すことはできません。
クッションや座り心地に弾力が失われてしまったときが本当の買い替え時期です。
使う頻度にもよりますが、大事に使用すると20年程度は使い続けることができます。

合皮のソファ

本革と同じような印象を受けますが、本革と比較すると寿命が短いです。
ただ、その分安く販売されているので、気軽に購入できます。
合皮のソファはひび割れが発生するので、5年程度で寿命を迎えるケースが多いです。
中には10年程度使用できるものもありますが、クッションが段々悪くなっていきます。10年も使えればさすがに買い替えたほうがいいでしょう。
合皮のソファを長持ちさせたい場合は、直射日光を避け、掃除の際に濡れた雑巾などで拭いて合皮にダメージを与えないように気を付けましょう。

合皮ソファ FORMA

合皮ソファ FORMA

ファブリックのソファ

本革と合皮と違い、柔らかく暖かいイメージのファブリックのソファの寿命は短いという
イメージを持っている方も多いと思いますが、そんなことはありません。
ファブリックのソファでも合皮と同じで5年程使えます。
しかし、使い方によって大きく差が出てきます。
布なので飲み物をこぼしてしまったり、ちょっとしたきっかけで破れることもあります。
そういった時はソファの上にもう一枚布を重ね、汚れを防止をしてください。

ファブリックソファ SIENA

ファブリックソファ SIENA

ラグの寿命

ラグは比較的に長持ちする家具です。
流行りや廃れもありますが、良いラグやカーペットであれば、
10年程度は持たせることが可能です。

毎日の掃除は当然ですが、大切なことは毎月に1度は丁寧に掃除をすることです。
ラグの掃除には下記の3つが必要とされています。

  • 拭き掃除
  • ブラッシング
  • 太陽光での紫外線による掃除(除菌)

ただ、色が変色してしまう場合があるので、外に干す際は必ずラグを裏向きで太陽光に
4時間程度当てて下さい。
掃除を疎かにしてしまうとラグはダニの温床となってしまうので、必ず毎月に1度丁寧に
掃除を行うことがラグを長持ちさせるポイントになります。

マイクロファイバーラグ MOCO(約200cm×140cm)

マイクロファイバーラグ MOCO(約200cm×140cm)

テレビボードの寿命

テレビボードは箱物の家具なのでしっかりとしていて長持ちする可能性が高い家具です。
通常だと7年~15年持つとされています。
部屋のレイアウトの変更や引っ越しなどでテレビボードを傷めない限り、潰れや傷ができる
可能性は非常に低いです。
ただ、上に少し重たい物を置くということが負担になる場合もありますので、
出来る限り適切なサイズのテレビ台を選ぶことが大切です。

上に置くテレビが大きすぎたり、空洞が大きいタイプのテレビボードは構造上の問題により、
たわみが出てくる場合があります。
たわみが出てるまま使い続ける事で、上に乗っている商品にリスクが出るので、
大きくたわみが出ているようでしたら買い替えをお勧めします。

日本製テレビボード

日本製テレビボード

テーブルの寿命

テーブルの寿命は6年~12年とされています。
表面についた汚れの放置などで徐々に劣化してきてしまいます。

テーブルも日頃の使い方やお手入れで寿命を延ばすことが可能です。
日頃のお手入れとしては、柔らかい布で乾拭き、もしくはかたく絞った布巾での水拭きで十分です。ほこりをそのままにしておくと、カビの原因になることもありますので、気づいたらこまめな掃除を心掛けましょう。

毎日必ず使用するダイニングテーブルなどは、どうしても細かい傷が付いてしまいます。細かい傷なら家具の味としてその風合いを楽しむこともできるのですが、物を落としたり、ぶつけてしまってできた部分的な傷やへこみは気になりますよね。
そのような少し目立ってしまう傷が気になる場合には、そこまで大きなものでなければ、その箇所に適量の水を染み込ませることで、時間の経過とともに元に戻すことができます。また、へこんだ部分に濡れ布巾をあてながら低温でアイロン掛けをすることでも復元できます。

傷や汚れなどはすぐに対処すれば目立たなくなる場合が多いので日頃の掃除を疎かにしないことが大切です。

テーブル Murcia

テーブル Murcia

チェアの寿命

チェアは家具の中でも最も稼働する場面が多く、最も寿命に差が出やすい家具です。
特にウレタンフォームを使ったタイプの座面がある椅子の寿命は長くて5年~8年程度といっても過言ではありません。

椅子が傷む最大の理由は座り方にあります。
どの椅子であっても出来る限り椅子にダメージを与えすぎない座り方を心がけると
椅子の寿命を延ばせます。

なるべく腰を深くかけ、首の後ろを固定して背筋を伸ばして座るのが正しい姿勢となります。
斜めに座ったり、足を組んで座ったりしてしまうと椅子の片方に負担が偏ってしまうので気を付けましょう。

チェア eames DSW fabric

チェア eames DSW fabric

最後に

家具の寿命についてご紹介をしました。
今回紹介した寿命の年数はあくまで目安としても数字なので、
使い方とお手入れ次第では寿命を延ばし、長く使い続けることが可能です。

今使用しているお気に入りの家具が長持ちするよう、現在の使い方やお手入れ方法を見直してみてはいかがでしょうか?

タイトルとURLをコピーしました