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加湿器はいつからいつまで?使う時期の目安と設置場所を解説

加湿器はいつからいつまで?使う時期の目安と設置場所を解説 季節・イベントアイテム

加湿器は空気が乾燥している時期によく使われる家電です。この加湿器は一般的にいつからいつまで使用されているアイテムなのかご存じでしょうか?

ここでは、加湿器の使用時期の目安について解説していきます。また、加湿器の効果や最適な置き場所、お手入れ方法など気になる情報についてもご紹介しますので、加湿器の購入を検討している方はぜひチェックしてみてください。

目次

加湿器はいつからいつまで使う?

乾燥している時に使うというイメージがある加湿器は、具体的に何月ごろに使われているのでしょうか。

一般的な時期は10月下旬~4月末まで

一般的な時期は10月下旬~4月末まで

加湿器は、10月下旬から4月末までの間に使用するのが一般的な傾向です。空気が乾燥しているだけでなく、暖房器具を使用することでお部屋の湿度が下がってしまうような時期に加湿器を併用しているということです。

しかし、同じ日本国内でも、地域によって加湿器が必要な時期は異なります。例えば、日本の両端にある北海道と沖縄では、気温も湿度も大きく違います。北海道は9月頃から6月頃まで肌寒い日があり、空気が乾燥しがちですので、加湿器が長い期間活躍します。一方、1年を通して気温が高い沖縄では、暖房器具も加湿器も使用期間が1月頃から3月頃までと、かなり短いのが特徴です。

このように、気温には地域差があるので、天気予報や温度計、湿度計を日頃からチェックし、必要に応じて加湿器を動かすようにしましょう。

場合によっては一年中使える

気温が高い日が続き、汗ばむことが多い夏は、「乾燥とは無縁だから加湿器の必要はない」と思われがちです。しかし、実は冷房を使用する夏場も、室内では加湿器を使った方がよいと考えられています。
冷房は空気中の熱と水分を室外に放出することで室温を下げます。そのため、冷房を使用している室内は空気が乾燥しやすいのです。

また、加湿器の効果は湿度アップだけでなく、花粉やほこりが舞い上がったり、感染症が蔓延したりするのを防ぐことにも役立っています。加湿器は秋冬の乾燥しやすい季節だけでなく、1年を通して活用できるアイテムといえるでしょう。特に、鼻や喉が弱い方、乾燥肌の方は季節関係なく加湿器を使い、一定の湿度を保つことをおすすめします。

加湿器が必要な湿度は40%未満

加湿器が必要な湿度は40%未満

人が快適に過ごすために必要な湿度は約40~60%です。この数値よりも湿度が下回ると、目や鼻、喉などの粘膜をはじめ、肌や髪まで乾燥してしまいます。空気が乾燥していると体に不調をきたすだけでなく、ウイルスが活発化して感染リスクが増加するというデメリットもあるので注意しなければなりません。

また、湿度が60%以上になると今度はカビやダニが繁殖してしまいます。つまり、人が健康で快適な生活を送るためには、程よい湿度を保つことが大切なのです。

加湿器を使うことで得られる効果

加湿器を使った方がいいと言いますが、具体的にはどのような効果が得られるのでしょうか。ここでは、加湿器を使う4つのメリットを解説します。

肌や髪のトラブルを予防

肌や髪のトラブルを予防

肌がカサついたり、髪がパサついたりするのは空気の乾燥が原因の1つです。乾燥状態が長く続くと、その分肌や髪にダメージが蓄積されてしまいます。さらに、肌の乾燥が悪化するとアトピー性皮膚炎や乾燥性皮膚炎などの病気になってしまうこともあるので注意が必要です。

1年中加湿を意識するのが難しい場合は、湿度が低い10月下旬から3月頃までの期間だけでも乾燥対策を行ってください。

鼻や喉の乾燥対策

鼻や喉の乾燥対策

鼻や喉が乾燥すると、痛みが生じたり、咳が出たりしてしまうことがあります。また、乾燥した状態で放置すると、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなるので注意が必要です。

このようなリスクを防ぐためにも、秋冬の乾燥しやすい時期や、クーラーを使っている時には加湿器も併用し、室内の乾燥を防ぐことが大切です。加湿器を使えば簡単に湿度が上げられますし、加湿器によっては家電等に水蒸気を飛ばさず、自分の周りだけを加湿できるモデルもあります。

インフルエンザ等のウイルスの活動を抑制

インフルエンザ等のウイルスの活動を抑制

風邪やインフルエンザなどのウイルスは、乾燥している空気中で活発になる傾向があります。秋冬になると様々な感染症が流行るのも、気温低下や空気の乾燥が原因なのです。

また、鼻や喉の粘膜は湿度が40%以下になると防御力が低下するため、より感染しやすい状態になります。感染対策のためにも、加湿器を活用してウイルスの活動を抑制しましょう。

暖房の省エネ効果

暖房の省エネ効果

梅雨の時期等にジメジメしていて蒸し暑く感じた経験がある方も多いのではないでしょうか。実は、湿度が高いと体感温度が上がり、本来の気温よりも暑いと感じるのです。秋冬の寒い時期に暖房と加湿器を併用することで、設定温度を低めにしても十分暖かく感じられるでしょう。

つい暖房を使いすぎてしまったり、設定温度を上げすぎてしまったりする方は、省エネのためにも加湿器を使用してみてください。

加湿器は置き場所が重要

お部屋を効率よく加湿するためには、加湿器の置き場所が重要です。実際にお部屋の中のどこに置けばいいのかをその理由も含めて解説します。

部屋の中心部分

加湿器を部屋の中心に置くことで、加湿器から出る水蒸気を室内に拡散させ、効率よく循環させることができます。また、部屋の中心は冷暖房の影響を受けにくいので、センサーで温度や湿度を測り、加湿量を調整してくれるタイプの加湿器が正常に作動しやすくなります。

ただし、お部屋の真ん中に水滴がつくと壊れたり劣化したりしてしまう家具家電を置いている場合は、その周辺は避けた方が良いでしょう。

エアコンの風が直接当たらない位置

エアコンの風に当たる位置に加湿器を置くと、効率よく加湿することができなくなります。また、加湿器によっては温風に反応し、誤った加湿量に設定されてしまうこともあるので、室温が正確に測れる位置に置くようにしてください。

ポイントは、加湿器に直接風を当てるのではなく、風の通り道に水蒸気が来るように加湿器を配置することです。加湿された空気を風に乗せて部屋全体に拡散させましょう。

寝室ならエアコンか枕元付近がベスト

エアコンのある寝室の場合、他の部屋と同じように空気の通り道に加湿器を置くと効果的です。しかし、エアコンの真下や直接風が当たる位置は、エアコンの故障や加湿の効率性を考えると避けた方が賢明です。

また、鼻や喉の乾燥を防ぎたいなら枕元にコンパクトタイプの加湿器を置くのもおすすめです。布団や枕、顔が濡れない位置に調整しながら配置場所を決めてください。

窓際や部屋の出入り口はNG

窓際や部屋の出入り口はNG

部屋の間取り的に、加湿器を置けるスペースが窓際にしかない場合もあるかもしれません。しかし、窓際に置くと加湿された空気が窓で冷やされ、結露になってしまいます。そうすると、せっかく加湿したのに、窓際以外は乾燥したままということになりかねません。

また、人の出入りが激しい出入口では、加湿した空気が室外に逃げてしまうので効果的ではないでしょう。

加湿器のお手入れ方法

加湿器を使う時はお手入れが大切です。きちんとお手入れをしなかった場合、内部に雑菌が発生し、使っている間に逆に体調を崩してしまうこともありますので、日々のお手入れは欠かさないようにしましょう。

シーズンの初め

乾燥が気になりだしたら加湿器の出番です。加湿器をしまう前に入念なお手入れをしていたとしても、念のためにお手入れしてから使い始めてください。主に使用するのは、水やぬるま湯、そしてクエン酸です。クエン酸を溶かした水やぬるま湯でつけ置きしたり、振り洗いしたりします。

気になる方は、最後に中性洗剤で仕上げ洗いするのもよいでしょう。ただし、加湿器ごとにお手入れ方法は異なるので、説明書をよく読んでから行ってください。

シーズンの終わり

加湿器をしまう時期が来たら、次に使う時のために丁寧にお手入れしておきましょう。加湿器のタイプにもよりますが、分解できるところまで分解し、クエン酸で洗浄したり、フィルターのほこりを取り除いたりするのがよいでしょう。

細かな部分の汚れも歯ブラシやスポンジなどで落とすことで、雑菌やカビの繁殖を防ぐことができます。

加湿器を選ぶ時のポイント

加湿器を選ぶ時にはいくつかポイントがあります。ここでは、特にチェックしておくべき3点を解説します。

加湿方式の違いを知る

加湿器は加湿方式によって種類が分類されています。主に、超音波式、スチーム式(加熱式)、ハイブリッド式、気化式の4つがあるので覚えておくと良いでしょう。

超音波式では、水に振動を与えてミスト状にしてから空気中に拡散します。スチーム式は水を加熱することでスチームに変えて加湿し、気化式では水が染み込んだフィルターに風を当てて加湿するという仕組みです。また、ハイブリッド式は、加熱した水を気化式や超音波式の方法で拡散するといった風に、複数の加湿方法を組み合わせたものになります。

お手入れしやすい加湿器を選ぶ

加湿器を使っている間はお手入れが必要になります。給水タンクやフィルターに菌やカビが発生していると、加湿すると同時に菌やカビまで拡散してしまうからです。

しかし、毎日のようにお手入れするのは面倒に感じてしまう方も少なくありません。そんな場合は、お手入れが楽にできるシンプルな構造の加湿器や、お手入れの頻度が少なくて済むスチーム式の加湿器を選ぶとよいでしょう。

加湿量が調整しやすい加湿器を選ぶ

加湿量が調整しやすく、手間がかからない加湿器を選ぶことで、湿度に気を配れない時でもストレスなく過ごすことが可能です。機能性が高い加湿器は、本体に内蔵されているセンサーで湿度を測り、設定した湿度を保つことができます。

加湿量を自動で調整してくれるので、こまめに湿度計をチェックする必要がないのは嬉しいポイントです。また、自動オフ機能が搭載されているタイプを使用すれば、加湿のし過ぎを防ぐこともできます。

一年中使えるおすすめの加湿器13選

ここからご紹介するのは、時期を問わず一年中使える加湿器です。水の補充が簡単だったり、お手入れが楽に行えたりといったメリットが商品ごとにそれぞれありますので、自分が欲しい機能を持った加湿器を選んでみてください。

1.5L 上部給水式 超音波加湿器【商品番号:kr02】

1.5L 上部給水式 超音波加湿器【kr02】

こちらは、超微細なミストを発生させることができる超音波式の加湿器です。給水方法やお手入れ方法が簡単なので、毎日使っていてもストレスを感じにくいのが魅力です。

どんなインテリアにも馴染むシンプルなデザインを採用しているので、洋室でも和室でも違和感なく使用できます。タンクの容量は約1.5Lと大容量なので、給水回数を最小限に留められるのも嬉しいポイントです。

2L 上部給水式 電解水生成機能付き 超音波加湿器【商品番号:kr003j】

2L 上部給水式 電解水生成機能付き 超音波加湿器【kr003j】

コンパクトでおしゃれなデザインの加湿器です。最大20時間もの連続運転が可能で、睡眠中にもしっかりお部屋を潤してくれます。

除菌剤などに使われる電解水を生成する機能が付いており、清潔なミストで加湿をしてくれます。ミストは自然蒸発しやすいような細かさで、周辺を濡らしにくいため、場所を問わず置くことができます。

3L 2WAY ハイブリッド加湿器 高さ調整可能【商品番号:htjs-004】

3L 2WAY ハイブリッド加湿器 高さ調整可能【htjs-004】

個性的な加湿器をお求めならこちらのハイブリッド加湿器がおすすめです。大きなポイントは細く伸びた棒状の噴出口です。水蒸気が天井に向けて高く噴出するので、部屋全体を加湿しやすくなっています。

加湿器の上部は取り外すことができ、卓上での使用にも対応可能です。給水タンクは3Lとかなりの大容量になっており、また、アロマ機能やダウンライトもついているので、幅広いシーンで活躍してくれます。

5.5L 気化式加湿器 上部給水式【商品番号:dyk01】

5.5L 気化式加湿器 上部給水式【dyk01】

加熱したミストでお部屋を潤してくれるスチーム式の加湿器です。スチーム式の加湿器は、一度水に高熱を加えるため、雑菌の繁殖を抑えた衛生的なミストを出してくれるのが魅力です。

また、お部屋の温度を下げずに加湿してくれるため、冷房を入れた夏場には冷えすぎず、暖房を入れた冬でも暖かさを保ったまま使うことができます。

3.2L 上部給水式 超音波加湿器【商品番号:hlk002】

3.2L 上部給水式 超音波加湿器【hlk002】

最大で7畳の広さに対応している超音波加湿器です。加湿量はダイヤルをひねることで無段階に変更できるため、加湿量を細かく調整したい方におすすめです。

本体の幅は16.6cmととてもスリムで、寝室のサイドテーブルなどに置いて使うのにもおすすめです。動作音は加湿量を弱にすれば約38dbととても静かなので、運転音が気になることもありません。

6.5L 上部給水式 超音波加湿器 ステンレス振動子モデル【商品番号:htjs011-j】

6.5L 上部給水式 超音波加湿器 ステンレス振動子モデル【htjs011-j】

容量たっぷりの6.5Lで長時間加湿が可能なタワー型超音波加湿器。上部給水式で手軽に水を補充でき、ステンレス振動子モデルのため耐久性と清潔さも安心です。

加湿量は5段階で調整可能。スタイリッシュなデザインと優れた機能で、快適な室内環境をサポートします。

4.5L UV除菌 ハイブリッド式 上部給水型 加湿器【商品番号:htjs-014】

4.5L UV除菌 ハイブリッド式 上部給水型 加湿器【htjs-014】

除菌効果の高いUVライトの照射機能が付いたハイブリッド式の加湿器です。UVライトは薬剤を使わない除菌方法ですので、体に優しく、小さな子どもがいるご家庭でも安心して使用できます。

搭載されているヒーター機能を使うことで、タンク内の水を温めて加湿効率を高められます。ヒーターを使っている時でもミストは高温にならないため火傷の心配はありません。

5L 上部給水式 超音波加湿器【商品番号:kr001j】

5L 上部給水式 超音波加湿器【kr001j】

直方体のフォルムと生活感の薄いデザインが特徴的な加湿器です。タンクは銀イオンで抗菌加工されており、カビや雑菌の繁殖が抑えられています。

タンクそのものもシンプルな形ですので、日々のお手入れがしやすくなっています。また、腐食や劣化に強いステンレス超音波振動子を使用しているため、本体の耐久性も高くなっています。

4.4L ハイブリッド加湿器 ステンレス振動子モデル【商品番号:htjs07】

4.4L ハイブリッド加湿器 ステンレス振動子モデル【商品番号:htjs07】

容量4.4Lのハイブリッド加湿器は、ステンレス振動子モデルで耐久性と清潔さを両立。自動加湿量調節機能で最適な湿度をキープし、リモコン操作で手軽に管理できます。

アロマ機能でリラックス空間を演出し、マイナスイオンで空気をさらに快適に整える多機能モデルです。

6L 上部給水式 ハイブリッド加湿器【商品番号:lck01】

6L 上部給水式 ハイブリッド加湿器【lck01】

6Lの水で最大60時間運転できるハイブリッド式加湿器です。銀イオン抗菌剤を使用した抗菌カートリッジが搭載されており、雑菌の繁殖を抑えて清潔なミストで加湿してくれます。

遠隔操作用のリモコンが付いており、またパネルに現在の湿度を表示する機能が搭載されているため、お部屋の湿度をちょうどよい状態に保ちながら運転させることができます。

6.5L ダブル除菌 ハイブリッド式 UVライト+ヒーター除菌機能付き【商品番号:jxh003j】

6.5L ダブル除菌 ハイブリッド式 UVライト+ヒーター除菌機能付き【jxh003j】

6.5Lの大容量のハイブリッド式加湿器です。最大の特徴はUVライトとヒーターによるW除菌機能で、衛生的でクリーンなミストでお部屋を加湿することができます。

この除菌方法では薬品を使用しませんので、小さな子どもやペットの居るご家庭にもおすすめです。吹出口は360度回転するため、お部屋のどこに置いても効率よく加湿することができます。

6.5L 上部給水式 超音波加湿器 ステンレス振動子モデル【商品番号:htjs011-j】

6.5L 上部給水式 超音波加湿器 ステンレス振動子モデル【htjs011-j】

スタイリッシュなタワー型の超音波式加湿器です。腐食や劣化に強いステンレス超音波振動子を採用しているのが特徴で、内部設計の耐久性が高く、長期間使い続けることができます。

最大5段階で加湿量が調節でき、さらに湿度の自動調節機能も付いているため、常に快適な湿度で過ごすことができます。操作はリモコンかLEDデジタルパネルで簡単に行えます。

5.5L 気化式加湿器 上部給水式【商品番号:dyk01】

5.5L 気化式加湿器 上部給水式【dyk01】

こちらのハイブリッド加湿器は、超音波と加熱式を組み合わせたハイブリッド構造で、効率よくお部屋を潤し、快適な湿度環境を実現します。シンプルでスタイリッシュなフォルムはインテリアとしても映え、リビングや寝室などどんな空間にも馴染みます。

大容量タンクで長時間使用が可能なうえ、操作も簡単で使いやすさ抜群。静音設計で、昼夜を問わず快適にお使いいただけます。

まとめ

加湿器について、主に使われている時期や効率的な置き場所、お手入れの方法などを解説してきました。

お部屋の空気を快適に保つには、温度だけでなく湿度の調節も必要不可欠です。加湿器をお部屋に導入して、健康的な暮らしを送りましょう。

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