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冷感敷きパッドの寿命はどのくらい?買い替え時を見極める方法とおすすめ商品3選

冷感敷きパッドの寿命はどのくらい?買い替え時を見極める方法とおすすめ商品3選 暮らしの知識

冷感敷きパッドは、接触冷感で蒸し暑い夏でも快適な睡眠が得られるアイテムの一つです。しかし、使い続けているうちに寿命を迎えて“ひんやり感”が弱まっていくことは珍しくありません。それでは、冷感敷きパッドはどれくらいの期間使い続けられるのでしょうか。

この記事では、冷感敷きパッドが冷たく感じられる理由をはじめ、平均寿命や買い替え時の見極め方を解説します。また、最後におすすめの商品を3つご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

冷感敷きパッドはなぜ冷たい?

一般的な敷きパッドと違い、冷感敷きパッドはなぜ冷たく感じるのでしょうか。その理由は「接触冷感」という言葉にあります。そして、触れた時に感じるひんやり感は「Q-max値」という指標で評価されています。
それぞれどういう意味なのか、詳しく見ていきましょう。

接触冷感素材の機能

冷感敷きパッドの多くは、接触冷感素材が用いられており、これによって涼しさを感じることができます。接触冷感素材は、触れたものの温度の方が高ければその熱を奪う性質を持っています。体に熱が溜まった人がこの接触冷感素材に触れると体温が奪われ、冷たいと感じるのです。熱伝導によって肌から接触冷感素材の寝具へと熱が移るのであって、冷感敷きパッド自体の温度が低いというわけではありません。

そのため、同じ位置で長時間寝ていると、冷感敷きパッドにも熱がこもってしまい、ひんやりする感覚が弱くなってしまいます。そういった場合は、寝返りを打って熱の溜まっていない部分に触れれば再び涼しさを感じられます。

Q-max値が高いほど冷たい

先ほど解説した接触冷感の程度を示すために、Q-max値という指標が使われています。これは素材に触れた瞬間どれくらい多くの熱が移動するかを示す値になっています。このQ-max値が0.2以上であるものが接触冷感素材と呼ばれており、冷感敷きパッドの中でもQ-max値が0.4や0.5といった高いスコアを記録しているものは特に冷たく感じられます。

夏でも快適に眠りたいという方は、Q-max値の大きい冷感敷きパッドを探してみると良いでしょう。

冷感敷きパッドの寿命は平均2~3年

綿や麻といった素材によって耐久性が異なりますが、冷感敷きパッドの寿命は2~3年と言われています。しかし、洗濯表示に記載されている通りの洗い方をしなければ、すぐに毛玉ができたり接触冷感の効き目が弱まってしまったりすることがあります。そのため、冷感敷きパッドを洗濯する際は、なるべく傷まない洗濯方法を心がけなければなりません。

素材の耐久性について、大まかな分類は以下の通りです。購入時の参考にしてみてください。

<耐久性のある素材>
ナイロン、ポリエステル、ジェル

<ヘタりやすい素材>
レーヨン、綿、麻

上記の素材はあくまでも目安です。商品によって冷感敷きパッドに使用している素材が異なり、中には「ナイロン50%、レーヨン50%」など複数の素材を混合させているものもあります。

ただ、できるだけ同じものを長く使いたいという方は、破れない限り使える「ナイロン」か「ポリエステル」がおすすめです。記事の後半では、ひんやり感だけでなく耐久性にも優れた商品を紹介するので、ぜひ選択肢の一つとして検討してみてください。

冷感敷きパッドを買い替える目安

人によって買い替えるタイミングは異なりますが、冷感敷きパッドの買い替え時は「ヘタってきた」「ひんやり感がなくなってきた」「毛玉が気になってきた」「破れてしまった」などが目安です。
それぞれの状態について、詳しく見ていきましょう。

1.ヘタってきた

素材によって肌触りの感じ方は違いますが、新品の冷感敷きパッドは程良い固さがあります。ただし、乱暴に扱ったりいい加減に洗濯をしたりすると、すぐにヨレやヘタりが生じてしまうので注意しなければなりません。

特に綿や麻といった素材だけで作られている冷感敷きパッドは、適切な洗濯をしなければすぐに傷んでしまうでしょう。たとえひんやり感が残っていても、ヘタった状態の敷きパッドでは寝心地も変わってしまいます。

2.ひんやり感がなくなってきた

冷感敷きパッドの最大の魅力は接触冷感による「ひんやり感」です。しかし、長く使い続けているうちに、ひんやり感が弱まってしまいます。涼しさを感じにくいまま使い続けても就寝時の暑さは軽減されないため、前よりもひんやり感が薄くなったと感じたら買い替えを検討してください。

また、接触冷感の効き目も、洗濯の仕方によって長続きするかどうかが変わってくるため、丁寧に洗うよう心がけることが大切です。

3.毛玉が気になってきた

3.毛玉が気になってきた

冷感敷きパッドの表生地に使われている素材によって毛玉のできやすさは異なりますが、毛玉の多い状態で使うと就寝時に気になってしまうかもしれません。なぜなら、冷感敷きパッドは肌に直接触れるタイプのものが多く、毛玉があると違和感を感じることがあるためです。

ポリエステルをはじめとする化学繊維の素材は、耐久性が高い一方で毛玉ができやすいと言われています。ただし、洗濯時にタオルなどの洗濯物と分けて洗えば、毛玉の発生を抑えることが可能です。

4.破れてしまった

丁寧に扱っていれば破れることはなく、多少破れた程度なら修繕することも不可能ではありません。しかし、ジェルタイプの冷感敷きパッドの場合、破れることで中からジェルが漏れ出してしまうケースもあります。

ジェルタイプの冷感敷きパッドは布のものと違って洗濯をする必要はありません。中性洗剤を含ませたタオルで拭き、除菌スプレーを使って消毒するだけで十分です。破けるほどの傷をつけなければ、ポリエステルやナイロン素材と同様に長く使い続けられます。

冷感敷きパッドを長く使うための工夫

せっかく購入した冷感敷きパッド。できることなら長く愛用したいところです。では、どうすれば長く使えるのでしょうか。

ここでは、購入時から日常生活まで、押さえておきたいポイントをご紹介します。

1.耐久性の高い素材を選ぶ

「夏のワンシーズンに使っただけで、すぐにヨレてしまった」ということにならないよう、耐久性に優れた素材の冷感敷きパッドを選びましょう。耐久性に優れた素材は、ナイロンやポリエステルです。

麻や綿といった素材は吸湿性に優れている一方で、洗濯することでヨレなどが生じる可能性があります。天然素材の触り心地が好きな方もいるかもしれませんが、長く使い続けることを重視する方は、耐久性に着目してみてください。

2.適切な洗い方を心がける

耐久性が高い冷感敷きパッドだからといって、いい加減な扱い方をしていては、すぐに買い換えることになります。特に洗濯表示に記載されている内容を無視して洗ってしまうと、生地が傷んだり冷感接触の効き目が弱まったりするかもしれません。

素材だけでなく商品ごとに洗い方が異なるため、購入時や洗濯前に確認しておくようにしましょう。購入後は1週間に1度は洗濯し、風通しの良い部屋で干せば、皮脂汚れが落ちカビやダニの発生を抑えられます。

3.定期的に手入れをする

冷感敷きパッドは、こまめに手入れをすることで長く使い続けられます。しかし、どれだけ普段から気を付けていたとしても、やはり使い続けていれば少しずつ汚れたり使い心地が悪くなったりしてしまうものです。

例えば、冷感敷きパッドだけを洗濯機で洗えば、毛玉の発生を軽減できますが、素材や使用年数によっては毛玉が発生してしまいかねません。そんな時は、毛玉取りグッズなどを使って手入れしましょう。

また、ジェルタイプのマットは洗濯する必要はありませんが、定期的に拭き掃除をすることが長持ちさせるためのポイントです。

おすすめの冷感敷きパッド3選

最後に、耐久性や接触冷感に優れた冷感敷きパッドをご紹介します。数ある中からおすすめの商品をピックアップしたので、ぜひ購入する際の参考にしてみてください。

冷感敷きパッド S レギュラー【商品番号:dx08-s】

冷感敷きパッド S レギュラー【dx08-s】

こちらの冷感敷きパッドのQ-maxは0.52となっており、抜群のひんやり感を楽しめるでしょう。また、生地にはナイロンが使用されているので、長く使い続けられるのも嬉しいポイントです。

速乾加工が施されているため、寝汗をかきやすい夏でも快適な眠りをサポートしてくれます。カラーバリエーションも豊富で、ブルーやグリーンの優しい色合いは目にも涼しげに感じられます。

冷感敷きパッド プレミアム S【商品番号:xgsk-s-02】

冷感敷きパッド プレミアム S【xgsk-s-02】

こちらは先ほど紹介した冷感敷きパッドのプレミアムタイプです。Q-maxの値は非常に高く、0.58となっています。触っただけでひんやり感が伝わってくるため、蒸し暑い夏も快適に過ごせるでしょう。冷感敷きパッドは、体が触れている部分の温度が上がってしまいますが、寝返りを打つことで再び涼しさを感じながら眠れます。

また、プレミアムは優れた伸縮性と滑らかな肌触りを実現したほか、カビやダニの発生を抑えてくれます。ハウスダストなどが気になる方でも、安心して眠れるはずです。

90×140cm プレミアム冷却ジェルマット【商品番号:cool-l-2-140】

90×140cm プレミアム冷却ジェルマット【cool-l-2-140】

これまで紹介した冷感敷きパッドとは異なり、ジェルが使われているのが大きな特徴です。長期にわたって使えるよう、耐久性のあるポリエステルを表生地に使用しています。涼しさも申し分なく、Q-maxの値は0.58。

さらにジェルタイプで気にされる方の多いポイントにも工夫がされています。例えば、ジェルが硬化しづらく、寝ている間も違和感を覚えないように体圧分散性に優れており、防カビ加工も施されている点です。

寝室だけでなく、リビングなどに敷いてもマッチするデザインなので、夏を快適に過ごすアイテムの一つとして持っておいても良いでしょう。

まとめ

夏の暑い時期を快適に過ごすための冷感敷きパッドには様々な種類があります。購入の際は、寝具として快適に使い続けられるように、素材選びからこだわるようにしましょう。

また、買った後はこまめにお手入れをすれば、ひんやり感を長持ちさせることができます。冷感敷きパッドは商品ごとに特徴やセールスポイントが異なりますので、自分に合ったものを探していきましょう。

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