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人工芝のデメリットはゴキブリって本当?虫が湧く原因と予防策をご紹介

暮らしの知識

人工芝は「ゴキブリやムカデなどの虫が湧きやすくなる」のがデメリットだと言われることがありますが、はたして本当なのでしょうか?

確かにSNSなどでは、人工芝を敷いたら虫が大量に発生したという声もあります。しかし、人工芝を敷いたら虫が湧いてしまうのは、実際は人工芝そのものが原因ではない場合が多く、人工芝以外の部分に問題がある可能性が高いです。

では、なぜ人工芝に虫が湧いてしまうのか、考えられる原因と予防策について解説します。

人工芝はゴキブリやムカデが出るって本当?

人工芝は「ゴキブリやムカデなどさまざまな虫が湧きやすくなる」と言われることもあり、「人工芝を敷いてからゴキブリやムカデなどが増えた」「人工芝をめくったらゴキブリと死骸が大量にあった」という声をSNSで見かけることもあります。

しかし実際は、人工芝を敷いたからといって虫が湧きやすくなることはありません。人工芝に虫が湧いてしまう事例の原因は、人工芝そのものにあるのではなく、敷き方やお手入れの方法に問題がある可能性が高いです。

人工芝に虫が湧くのは「敷き方」が原因

虫が湧いてしまうのは、人工芝そのものに原因があるわけではありません。多くの場合は、人工芝ではなく「敷き方」に原因があります。

人工芝に虫が湧いたときに考えられる原因について解説します。

水はけの悪い場所に敷いている

水はけの悪い場所に敷いている

虫が好む環境は、ジメジメとした湿気の多い場所です。水たまりや川辺などに虫が多い理由は、ジメジメした場所が多く虫が好む環境になっているからです。

水はけの悪い地面の上に人工芝を敷いてしまうと、常に湿気でジメジメした環境になりやすいため、虫が大量に湧いてしまうことがあります。

人工芝の下に雑草が生えている

人工芝の下に雑草が生えている

雑草は虫にとっての餌になるので、人工芝の下に雑草が生えてしまうと虫が湧くことがあります。例えば、植物の葉を食べる毛虫やコガネムシ、葉や茎から養分を吸い取るアブラムシやカメムシなどが湧きやすくなります。

雑草を餌にする虫が湧くと、人を刺したり噛んだりする大きな虫も集まりやすくなるため、雑草はしっかり取り除くことが大切です。

プランターや植木鉢など虫が好む場所がある

プランターや植木鉢など住処となる場所がある

プランターや植木鉢の土には栄養が適度に含まれているうえに、植物が育つのに適した湿度と温度が保たれています。そして、植物が元気に育つ環境は、虫にとっても最適な環境です。

プランターや植木鉢の土は産卵に向いているため、虫の住処になっていることがあります。そして、プランターや植木鉢に住み着いていた虫が、人工芝についてしまうことも多いです。

また、ガーデニングや家庭菜園用の土も虫にとって過ごしやすい環境になりやすいです。プランターや植木鉢がなくても、もともと庭でガーデニングや家庭菜園を行っていた場合、土が虫の住処になってしまうことがあるので注意しましょう。

下地の整地がきちんとできていない

下地の整地がきちんとできていない

人工芝を敷く前に整地を行いますが、処置が甘いと虫が湧いてしまうことがあります。

雑草や小石を綺麗に除去していても、落ち葉や枯れ葉がそのままだったり、地面に凹凸があったりすると虫が湧いてしまう原因に繋がります。なぜならば、落ち葉や枯れ葉は放置をすると腐敗して、栄養が豊富な腐葉土となるからです。

また、地面の凹凸に雨水が溜まることで、虫が好む湿度の高い環境ができるのです。

人工芝の虫対策は「虫が嫌がる環境」を作ろう

人工芝の虫対策は、虫が過ごしにくい「嫌がる環境」を作ることが効果的です。ここからは、虫が嫌がる環境作りに適した対策について解説します。

下地の水はけをよくして湿気を溜めない

下地の水はけをよくして湿気を溜めない

下地となる地面の水はけが悪いと、虫が湧く原因になります。そのため、水はけをよくすることが虫対策に効果的です。

水はけをよくするには、まずは地面の凹凸をきちんと平らにしましょう。その際に、あえて傾斜を作ると、雨水が低い方へと流れて水はけがよくなります。

また、水分をたっぷり吸収した、ぬかるんだ土を残さずに処分することもおすすめです。ぬかるんだ土をそのままにしておくと、水分が留まって虫が好きな環境を作ってしまいます。

このように、下地の水はけをよくするためには、凹凸をなくして地面を平らにすることと、ぬかるんだ土を残さず処分することが大切です。

雑草を生やさないように対策をする

雑草を生やさないように対策をする

人工芝の下に雑草が生えてしまうと虫が湧きやすくなるため、雑草が生えないように対策をすることが大切です。

よく雑草対策に人工芝を敷く人もいますが、人工芝自体には防草効果はありません。人工芝の下から雑草を生えないようにするには、防草シートを敷くことが効果的です。

防草シートとは、日光を遮断する効果のあるシートのことです。植物は、水と光と空気の3つが揃っていないと育ちません。そのうちの1つである光を奪うことで、雑草が育たなくなるため、人工芝の下から雑草が生えなくなります。

防草シートを敷く際の注意点は、すき間ができないようにしっかり敷くことです。すき間があると、そこから日光が通って雑草が生えてしまうことがあるので注意しましょう。

人工芝の繋ぎ目にすき間を作らない

人工芝の繋ぎ目にすき間を作らない

人工芝を複数枚組み合わせて使う場合は、繋ぎ目にすき間を作らないようにしてください。繋ぎ目にすき間ができてしまうと、間から雑草が生えて虫が湧く原因になることがありますまた、人工芝の繋ぎ目のすき間は落ち葉やゴミなども溜まりやすいので、ゴキブリなどの害虫が集まる原因にもなりかねません。

繋ぎ目を作らないようにするには、強力な両面テープやピンなどを使って、人工芝同士が離れたり浮いたりしないようにしっかり固定をするのがコツです。しっかりジョイントすることで、繋ぎ目が目立たなくなって見た目も良くなるので、人工芝を複数枚使う場合はすき間を作らないように施工しましょう。

下地の整地はしっかり行う

下地の整地はしっかり行う

下地の整地をしっかり行わないと、虫が棲みつく環境を作ってしまいます。

まずはしっかり石や雑草を除去し、枯れ葉や落ち葉も残さずに処分しましょう。人工芝の下に余計なものがない綺麗な状態にした上で、地面の凹凸をきちんと平らにし、虫が入らないように施工します。

下地をしっかり整地することは、虫対策だけでなく水はけ対策にも繋がるので、適切に行うようにしましょう。

落ち葉や土をそのままにしない

落ち葉や土をそのままにしない

人工芝を敷いたあとも、落ち葉や土などが溜まって虫が湧いてしまうことがあります。人工芝の上に積もった落ち葉や土、砂、ゴミなどは定期的に除去しておきましょう。

ほうきやブラシなどで掃き掃除をするのはもちろん、掃除機で吸い取るのも効果的です。人工芝の奥に落ち葉や土が入り込んで除去しにくい場合は、ホースなどを使って水洗いすると良いでしょう。しっかり汚れを洗い流してお手入れすることも、虫対策に効果的です。

植木鉢やプランターを近くに置かない

植木鉢やプランターを近くに置かない

植木鉢やプランターは虫の住処になりやすいので、近くに置かないようにしましょう。

ガーデニングの一環として楽しみたいのであれば、ミントやレモングラスなど、ハーブ類と一緒に植えることをおすすめします。なぜならば、ハーブ類は虫が嫌いな植物なので、一緒に植えることで虫が嫌う環境を作ることができるからです。例えば、ミントのメントールや、レモングラスのシトラールやシトロネラールと言う成分は、虫除け効果があると言われています。

また、植物を育てることが目的ではなく、景観を目的とするのであれば、植木鉢やプランターを使わずに、造花で代用することもおすすめです。

虫対策になる人工芝の選び方

人工芝の虫対策には敷き方も大切ですが、人工芝の仕様や材質を考慮して選ぶことも虫対策に繋がります。ここでは虫対策になる人工芝の選び方について解説します。

ナイロン以外の素材を選ぶ

人工芝は主に、ナイロン、ポリプロピレン、ポリエチレンと言ったプラスチック素材で作られています。虫対策でおすすめなのは、ナイロン製以外の人工芝です。

ナイロンは柔らかく感触がいいうえに、安価なので気軽に導入しやすいメリットがありますが、保水性と吸水性が高い素材のため、水が溜まって虫が湧きやすくなってしまうデメリットがあります。

人工芝に虫が湧かないようにするならば、ナイロンではなくポリプロピレンやポリエチレン製の商品を選びましょう。

透水穴が空いているか確認する

透水穴とは「水抜き穴」と呼ばれるものです。透水穴が空いている人工芝は、上に降った雨水などを速やかに排水することができます。一方で、透水穴が空いていない人工芝は、水が流れずに溜まってしまうため、虫やカビが発生しやすいです。

なお、透水穴があっても、穴自体が小さかったり、数が少なかったりすると水はけが悪く、虫が発生する可能性があるため注意してください。おすすめはしっかり水が抜けるほどの穴が、10cm前後間隔で空いている人工芝です。

裏面に滑り止め加工があるなど、室内専用の人工芝は透水穴が空いていないので、屋外では使わないようにしましょう。

好きな大きさに切れる人工芝を選ぶ

人工芝を複数枚使う場合、繋ぎ目にすき間を空けないように施工することが大切です。繋ぎ目にすき間が空かないようにするには、大きさを整えてしっかりジョイントすることが重要になります。

また、好きな大きさにカットできれば、さまざまな場所に人工芝を敷くことができるようになるのでおすすめです。

虫対策におすすめの人工芝8選

屋外で人工芝を使用する場合、虫対策は欠かせません。虫対策には普段からのお手入れが大切ですが、虫が発生しにくい工夫がされた商品を選ぶことも重要です。

当店では、様々な観点から虫を防止しやすい人工芝を取り扱っています。その中でも特におすすめできる商品8選をご紹介していきます。

リアル人工芝 芝丈35mm 2×10m【商品番号:qh004-set】

リアル人工芝 芝丈35mm 2×10m【qh004-set】

表面がポリエチレン、裏面がポリプロピレン製の人工芝です。1㎡辺りの密度が従来品から約21万本増量しており、高密度ならではのふかふかな踏み心地が魅力となっています。

芝丈も長めなので、裸足で歩いてもチクチクしません。大きめのロールタイプだから継ぎ目も目立ちにくく、広い庭や駐車場に敷くのにもおすすめの商品です。

ジョイント人工芝 芝丈35mm 30cm×27枚【商品番号:qh005】

ジョイント人工芝 芝丈35mm 30cm×27枚【qh005】

こちらは、手軽さが最大の特徴であるジョイントタイプの人工芝です。パズルのように組み合わせるだけで簡単に敷くことができるので、初めて人工芝を敷くという方には特におすすめできます。

また、劣化してしまった部分だけを手軽に取り換えることができるためお手入れも簡単。屋外だけでなく室内に敷くのにも適した人工芝です。

リアル人工芝 超高密度+静電気防止タイプ 芝丈35mm 2×10m【商品番号:qh027-s】

リアル人工芝 超高密度+静電気防止タイプ 芝丈35mm 2×10m【qh027-s】

とにかくリッチな人工芝をお探しなら、こちらの商品はいかがでしょうか。芝葉の目付数は1㎡辺り47万本と、当店でも最高級の密度を誇る人工芝です。

いかにも作り物のようなチクチク感はなく、本物の豊かな芝生に触れているような気持ちを味わえます。さらに静電気を抑制する繊維が織り込まれているため、乾燥した時期でも肌で触れやすくなっています。

リアル人工芝 超高密度タイプ 芝丈20mm 2×10m【商品番号:qh023-s】

リアル人工芝 超高密度タイプ 芝丈20mm 2×10m【qh023-s】

こちらの人工芝は芝丈が少し短めに作られていて、芝が長いとお手入れが大変そうだと感じている方にぴったりの商品です。

短い芝丈ですが、芝そのものは超高密度で植え付けられており、まるできちんとお手入れされた庭の天然芝のように美しく見せられます。葉の幅は極細なのでチクチク感もなく、さっぱり感と芝の心地よさを両立した商品となっています。

5葉MIX プレミアム人工芝 芝丈38mm 2×5m【商品番号:qh014】

5葉MIX プレミアム人工芝 芝丈38mm 2×5m【qh014】

質感のリアルさにとことんこだわりたい方にはこちらの人工芝がおすすめです。色や形の違う5種類の人工芝をミックスしており、まるで天然芝のようなリアリティーが再現されています。

葉にはつや消し加工が施されているため、仕上がりはさらに自然に。長めの芝丈だからクッション性も抜群で、リラックススペースに敷くのにはうってつけの人工芝です。

リアル人工芝 芝丈20mm 2×10m【商品番号:qh011-set】

リアル人工芝 芝丈20mm 2×10m【qh011-set】

こちらはスタンダードタイプの人工芝です。少し短い芝なのでゴミやホコリが掃除しやすく、裏面に付いた水抜き穴で雨水なども溜まりにくくなっているため、防虫対策という観点では万全の人工芝です。

柔らかな春色(フレッシュグリーン)と鮮やかな夏色(ラッシュグリーン)の2色展開で、お庭の雰囲気に合わせて選ぶことができるのも魅力的なポイントです。

リアル人工芝 芝丈35mm 1×5m【商品番号:qh001-set】

リアル人工芝 芝丈35mm 1×5m【qh001-set】

歩いたときのクッション感や自然な質感など、人工芝に欲しい要素がしっかり詰まった商品です。UVカット加工が施されており、屋外に敷いても美しい色合いが長続きします。

カッターで簡単にカットできるようになっていますので、屋外に置かれている家具を避けて敷いたり、ベランダの広さに合わせたりといったことも簡単です。

リアル人工芝 超高密度タイプ 芝丈20mm 1×10m【商品番号:qh022-s】

リアル人工芝 超高密度タイプ 芝丈20mm 1×10m【qh022-s】

超高密度に芝が植え込まれた、贅沢仕様の人工芝です。芝を植えた基布をラテックスで固定する3層構造になっており、葉が抜けにくくなっています。

裏側に水抜き穴が付いているので、水での掃除がしやすいだけでなく、雨に晒された後でも虫が発生しづらいので屋外での使用に向いています。防炎加工も施されていて安全性の観点からもおすすめです。

まとめ

人工芝を敷くと虫が発生しやすくなると思われがちですが、人工芝自体に原因があるわけではありません。人工芝に虫が湧いてしまう原因は、基本的に敷き方やお手入れの方法に問題があります。

人工芝を導入する際はぜひ、虫が嫌う環境作りを意識して敷きましょう。まずは、当店おすすめの人工芝を参考に、虫対策になる人工芝選びから始めてみてください。

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