失敗しないソファの選び方 サイズ・形・座り心地・素材・色を完全ガイド

ソファの選び方|形状・サイズ・色・素材選びで失敗しないポイントをご紹介 インテリアコーディネート

ソファはくつろいだり作業したりするのにとても便利な家具です。せっかくソファを購入するなら、失敗しない選び方を知った上で、お気に入りのものを選んで長く使いたいですよね。

しかし、ソファは形状や素材、カラーなどのバリエーションが豊かで、どれを選んだらいいのか迷ってしまいがちです。

今回は、失敗しないソファ選びのポイントをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

目次

ソファの選び方は失敗しやすい?その理由とは

ソファは毎日使う家具であり、部屋の印象を大きく左右するため、選び方を誤ると後悔しやすいアイテムです。

サイズやデザイン、座り心地、素材、使用人数など、考慮すべきポイントは多岐にわたり、どれか一つでも合わないと「思ったより狭く感じる」「座り心地が悪い」「部屋に馴染まない」といった失敗につながります。

特に、座り心地や耐久性、掃除のしやすさなどは、実際に使ってみないとわかりにくい部分です。そのため、購入前にしっかりチェックしておくことが、後悔しないソファ選びには欠かせません。

ポイントを押さえて、毎日快適に過ごせる理想のソファを選びましょう。

ソファの選び方1|部屋の広さ・利用人数を考えてサイズを選ぶ

ソファを選ぶ時にまず重要になってくるのはサイズです。小さすぎればゆったりくつろげませんし、かといって部屋に対して大きすぎても生活の邪魔になってしまう可能性が出てきます。

ここでは、ちょうどよいサイズ感のソファを選ぶ目安を解説していきます。

部屋の広さからサイズを選ぶ

ソファの大きさについて考える時に注目すべき箇所は、何よりもお部屋の広さです。

お部屋に置いている家具は人によって異なるので絶対にこれが正しいというわけではありませんが、お部屋の大きさごとにどれぐらいの大きさのソファがおすすめになるかをご紹介します。

6畳

6畳ほどの部屋では、大きなソファを置くと生活動線が悪くなり、生活しにくくなってしまいます。そのため、幅150cm以下のソファがおすすめです。1人掛けソファか、コンパクトな2人掛けソファまでなら余裕をもって配置できるでしょう。

ワンルームではなくリビングや個室の場合は、ゆったりサイズのアームソファや2人掛けソファを対面で置くのも一つの方法です。

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7~8畳

幅160cm前後のソファなら置けるでしょう。ワンルームだとしても、2人掛けソファが楽に置けるくらいの広さです。他の家具が少ない場合や、ローソファを選ぶ場合は3人掛けでも問題ありません。

ただし、生活動線も考慮しないと移動しにくくなってしまうので、他の家具との距離を見ながら検討してみてください。

10~12畳

このくらいの広さがあればどんなタイプのソファでも置くことができますが、やはりこの場合でも他の家具との位置関係は大切です。部屋全体のレイアウトを考慮しながら、ソファの置き方を工夫するとよいでしょう。

大型のソファであっても余裕をもって置けますが、必要以上に大きいソファを置いてしまうと持て余してしまう可能性も出てきます。ソファをどのような用途で使いたいかを考えた上で選んでください。

14~16畳

かなり広めの部屋なので、やはりどんなタイプのソファも置けるでしょう。ソファに座る人数や、テレビの大きさなどに合わせてソファのサイズを決めると後悔するリスクが減らせます。

また、空間を区切るようにソファを配置するのもおすすめです。背もたれが高いソファを仕切りたい部分に置くだけで、空間にメリハリができます。

20畳~

20畳以上の広い部屋には、ソファだけでなくチェアなども組み合わせて自由に配置できます。基本的に生活動線も気にせずレイアウトが決められるので、ソファに合わせて他の家具を移動しても問題ないでしょう。

ソファを置くスペースが限られていると、購入できるソファのサイズは決まってしまいます。

しかし、コンパクトソファでもさまざまなデザイン、素材、座り心地のものが展開されているため、部屋の広さを考慮してもお気に入りのソファが見つかるでしょう。無理のない範囲でサイズ選びを楽しんでみてください。

利用人数からサイズを選ぶ

お部屋の大きさから置くことのできるサイズを見極めたら、次は使用用途に合わせて選んでいきます。

普段ソファを使う人数やシチュエーションを考えてみましょう。例えば、1人暮らしの方でも、来客が多ければ大きめのソファを使う機会も増えるはずです。

1人で利用

1人用のソファは幅60~90cm程度が一般的です。ただし、60cmほどの幅だとちょうど1人座れるくらいのサイズ感なので、くつろぐことはできません。体勢を崩したり、あぐらをかいたりして座りたいなら、90cmの幅があると便利です。

幅を広く取れない場合はアームレスタイプを選ぶのがおすすめです。肘掛けが無い分座面が広く取られているため、ゆったりと座ることができるでしょう。

2人で利用

大人2人が座れるソファは、幅110~150cmほどです。ゆったりと座ったり、寝転がったりしたいなら幅150cmのソファを選ぶことをおすすめします。

また、アームレスタイプやワンアームタイプにすると、より広々と座れるので、他の家具との距離が近くても居心地が良く感じられます。

3~4人で利用

幅180~250cmのソファなら3~4人で座れます。大人3人が横並びに座るなら250cm前後あった方がよいでしょう。

4人家族でゆったりと座ることを考えると、ソファの奥行きや座面の広さも重要です。特に小さなお子様がいるご家庭では、お子様が横になったり、親子で一緒に座ることを想定して、奥行きが80cm以上あるものを選ぶと良いでしょう。

ただ、3~4人で座るなら横並び以外の方法もあります。例えばL字型やカウチソファにすれば、横幅が狭くても広いスペースを確保することが可能です。L字型ソファは、コーナー部分にゆったりと座ることができ、家族でくつろぐのに最適です。カウチソファは、足を伸ばしてリラックスできるため、特にリビングでの時間を重視するご家庭におすすめです。

5~6人で利用

大人5~6人が座るとなると、一般家庭で横並びに座るのはほぼ不可能になってきます。部屋の広さはもちろん、他の家具とのレイアウトが難しくなるからです。

そこでおすすめなのが、コーナーソファやL字型ソファです。部屋のデッドスペースとなりがちな角を有効活用できるので、広々と座れます。また、3人掛けソファを対面にそれぞれ置き、間にテーブルを配置するようなレイアウトもよいでしょう。

ソファ周りに必要なスペースを知ろう

ソファを快適に使うには、単にサイズだけでなく、周囲に十分なスペースを確保することも重要です

座るときや立ち上がるときに動きやすい通路を確保するほか、サイドテーブルなどを置く余裕も考慮しましょう。

一般的には、ソファ前には少なくとも40〜50cmの通路を、ソファ横には30〜40cmほどの余裕を持たせると、日常の動作がスムーズになります。

また、ソファの周りに空間があることで、部屋全体が広く見える効果もあります。

快適で使いやすいレイアウトを実現するために、ソファを置く前に周囲のスペースをしっかり測っておくことが大切です。

座面の高さはどう選ぶ?

座面が高いと、脚を不自然に伸ばしたり曲げたりすることなく座れるのでリラックスしやすくなります。ただし、座面が高いと、天井が低く見えて空間が狭く見えてしまうことがあります。部屋の中央に置く場合や部屋が狭い場合は、座面が低いものを選んだ方が良いでしょう。

どのようなスタイルでソファに座りたいかはもちろん、部屋をどう見せたいかもよく考えて座面の高さを選ぶのがおすすめです。また、脚が取り外し可能なソファであれば、シーンに合った高さに調整することができます。

座面の奥行にも要チェック

ソファの幅や高さだけでなく、奥行きもソファ選びで重要なポイントです。

座面の奥行きは、座ったときのリラックス感に直結します。奥行きが深いソファは、ゆったりと腰を沈めて座れるため、くつろぎやすいです。一方で、奥行きが深すぎると、背もたれにしっかり背中をつけられず、足が床に届きにくくなってしまうこともあります。

特に小柄な方や、お子さまが使う場合は、奥行きが浅めのソファのほうが座りやすく、姿勢も安定しやすいです。

また、ゆったり座るのか、背筋を伸ばして座るのかなど、使用スタイルによっても最適な奥行きは変わります。

例えば、ソファで脚を伸ばして映画を見たり、昼寝をしたりする場合は奥行きの深いタイプがおすすめです。一方、ソファで読書をしたり、ゲストと向き合って会話したりする場合は、背筋を伸ばして座れる浅めの奥行きが適しています。

使用シーンに合わせて奥行きを選ぶことで、座り心地と使い勝手の両方を満たせます。

ソファのサイズは利用人数に合うものを選ぼう

ソファを快適に使うという観点に着目すれば、やはり利用人数を想定した上で選ぶことが大切になってきます。3人で座るのに2人掛けだとやはり窮屈ですし、使いたいときに使えずストレスを感じてしまう可能性もあります。

もちろん、部屋の広さやソファを置くスペースは考えなければいけませんが、長く使うものであると考えれば、利用人数に合うサイズであるかどうかは重視しておきたいものです。

ソファの選び方2|生地の種類(素材)から選ぶ

ソファ選びにおいては、ソファの張地も大切になってきます。

張地として使われている素材は主に布(ファブリック)・合成皮革(合皮)・天然皮革(本革)の3種類ですが、近年は摩耗や引っ掻き傷に強い「ペット対応生地」を使ったソファも増えてきました。

素材によって見た目や質感、お手入れのしやすさも大きく異なります。

ここでは、それぞれの特徴を解説していきます。

布(ファブリック)

布(ファブリック)

布(ファブリック)は温かみのある素材で、ナチュラルテイストのインテリアにも馴染みます。

デメリットは、濡れたり汚れたりするとお手入れしにくいものが多く、摩擦で毛玉になってしまう点です。しかし、撥水加工が施されているものや、カバータイプのものを選ぶと清潔に保ちやすくなります。

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合成皮革(合皮)

合成皮革(合皮)

ファブリックと合成樹脂を合わせた素材です。見た目は本革に似ていますが、本革よりもお手入れしやすく安価で購入できます。

様々なタイプのソファに加工でき、カラーも豊富なのでインテリアに合うソファが見つかるでしょう。しかし、直射日光や乾燥に弱く、劣化するとボロボロと剥がれてくるので要注意です。

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天然皮革(本革)

天然皮革(本革)

本革には牛革が使われることが多いです。肌触りの良さと、しっとりとした質感が特徴的な素材です。耐久性が高く、お手入れをしっかりしていれば10年ほど持ちます。

基本的にお手入れは本革用のクリーナーやクリームで拭くだけで問題ありません。年月が経つごとに深みが増していく素材ですので、そういった経年変化を楽しみたい方、高級感のあるソファを置きたい方におすすめの素材です。

ペット対応生地

近年、ペットと一緒に過ごす人向けに開発された「ペット対応生地」を使用したソファも増えています。摩耗や引っ掻き傷に強く、撥水性などの機能を備えた高耐久素材を使用したものです。

さらに、毛が付きにくい素材や低ホルムアルデヒド仕様、取り外して丸洗いできるカバーなどもあり、ペットとの生活をより快適にサポートしてくれます。

ペットを飼っている家庭だけでなく、小さなお子さまがいる家庭にもおすすめです。

お手入れのしやすさで選ぶならカバータイプのファブリックがおすすめ

ソファは毎日使うものだからこそ、用途に合わせて素材を選ぶことが大切です。

リビングで食べこぼしなどの汚れが気になる場合は、お手入れがしやすい「カバータイプのファブリック」がおすすめ。丸洗いできるので、清潔な状態を保ちやすくなります。

そのほか、簡単に拭き取れる撥水加工のファブリックや合皮、ペット対応生地も実用的です。

一方で、多少高価でも長く愛用したい方や重厚感のあるデザインを好む方には、本革がぴったりです。

ソファの選び方3|形状から選ぶ

ソファと一口に言っても、その形状は様々です。形によって置き方や使い勝手は大きく変わってきますので、置くスペースや自分がどのようにソファを使いたいかを考えて選びましょう。

ここではソファの8つの形状について、どんな特徴があるのか、どういった用途で使うのにおすすめかを解説していきます。

アームソファ

アームソファとはソファの両端に肘掛けがついているものを指します。本を読んだり、スマホをいじったりする時に、肘をアームに乗せるだけでリラックスしやすいため、幅広い方に選ばれているタイプです。ソファの上の空間が区切られているような感じがあるので、自分だけの空間を求めている方にも好まれています。

ただし、肘掛けの分だけ座面の幅が狭まってしまうため、小さめのサイズを購入した場合、想像より座面が小さくてリラックスできないという感じてしまう可能性があるので注意してください。

ワンアームソファ

その名の通り、肘掛けが1つだけ付いているタイプです。肘掛けが付いている方に座れば、肘を置くスタイルでくつろげます。

1人での使用であれば、肘掛けが付いていない方に向けて脚を伸ばすような使い方もでき、アームソファとアームレスソファのいいところを取ったタイプだと言えるでしょう。狭いスペースに置いても圧迫感がなく、使い勝手もよいのが特徴です。

アームレスソファ

アームレスソファのメリットはさまざまな角度からサッと座れるところです。肘掛けがついているタイプでは横から座るのは難しいですが、アームレスなら横からも座れますし、そのまま寝転がることもできます。

また、部屋に置いても圧迫感がなく、スッキリとした印象を与えることができるのも魅力です。肘掛けにもたれかかってリラックスすることはできませんが、壁付けしても部屋の真ん中に置いても違和感のないデザインなので、幅広い部屋に向いているソファだと言えるでしょう。

カウチソファ

カウチソファは背もたれに対して座面が長く、脚を伸ばして座ったり寝転がったりしやすくなっています。アームレスソファと同様に開放感があり、いろんな角度から座りやすいのが特徴です。

座面が長い分スペースを取りがちですが、ソファの上で自然に脚を伸ばしてくつろげるというのはカウチソファならではの魅力です。1人用のソファにも、オットマンを併用するようなカウチタイプがありますので、ぜひチェックしてみてください。

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コーナーソファ

カウチソファと間違えられやすいタイプですが、コーナーソファは部屋の角に合うような形状のソファを指します。L字型になっており、複数人でL字型に座ったり、1人の時はカウチソファのように使ったりといったことができます。

また、オットマンと組み合わせれば、複数人で座る場合でもそれぞれ脚を伸ばせるようになります。

ローソファ

座面が低く、床に近い位置に座るタイプのソファです。座面の高さはさまざまですが、中にはカーペットと一体化したようなタイプのものもあります。他の家具の高さが低い時や、狭い部屋を広く見せたい時におすすめです。

ローソファに取り外し可能な脚が付いたものもあるため、そういった形状のソファであれば時々高さを変えて気分転換をすることもできるでしょう。

ソファベッド

ソファベッドは、ベッドとしてもソファとしても使える一石二鳥のソファです。休日にソファの上から動かずゆっくり過ごしたいという方にはうってつけでしょう。

狭いスペースを有効活用できるため、ワンルームとの相性も抜群です。また、来客時の簡易ベッドとして使うことができるので、友達や家族が泊まりに来ることが多い方にも向いています。

リクライニングソファ

背もたれが可動し、角度調整ができるタイプのソファです。その日の気分や体調、座る人の好みなどによって背もたれの角度が変えられるのは嬉しいところです。

中には、背もたれを完全に倒せるような、ソファベッドを兼ねたものもあります。リクライニングの調整段階や調整方法は商品によって異なるので、使い勝手の良いものを選びましょう。

スタイルを変えられるソファなら失敗しにくい

背もたれの角度や座面の長さ、肘掛けの有無などによって、座り心地や使い心地は大きく変わります。どのタイプが自分のライフスタイルに合っているか、実際に座ってみないと分からないかもしれません。

試しに座れない場合は、できるだけスタイルを変えられるものを選ぶのがよいでしょう。また、他の家具との高さや配置バランスといった面も考慮するとより失敗しにくくなります。

ソファの選び方4|色から選ぶ

ソファはインテリアですので、置く時は他の家具との兼ね合いも必要になってきます。

その時に重視すべきは「色」です。好みの色を選ぶのも良いですが、ほかのインテリアとの調和が取れず、ソファだけが浮いてしまうこともあります。

ここでは、ソファの色を選ぶ時のポイントを解説します。

ソファの色を選ぶ3つのポイント

ソファの色選びにはいくつかポイントがあります。お部屋全体のバランスも考慮に入れた上で、インテリアに詳しくない方でも考えやすくなるような3つの観点についてご説明していきます。

1.インテリアテイストを決める

ソファは部屋の中でも目立つ家具なので、カラー選びがとても重要です。部屋全体のテイストから外れたカラーを選ぶと、ソファが浮いて見えてしまうのは先ほどご説明した通りです。まずは、どんなインテリアにしたいのかよく考えてください。

たとえば、ナチュラルテイストが好みならホワイトやベージュ、グレー、ブラウンなどの色味が馴染みやすくなります。家具を黒系で揃えているなら、ソファも黒にすると統一感が出るでしょう。このように、インテリアテイストに合わせて選ぶと失敗しにくくなります。

2.部屋に対する色の割合を意識する

インテリアコーディネートにおいて重要なのは「色の黄金比率」です。ベースカラー7割、メインカラー2.5割、アクセントカラー0.5割のバランスにすると、どんな色を選んでも綺麗にまとまると言われています。

ベースカラーは壁や床などの色、メインカラーは大きめの家具の色、アクセントカラーは小物やアクセントクロスなどの色で調整するのが定番だとされています。ソファは大型家具なのでメインカラーに揃えるのが基本ですが、あえてアクセントカラーにすることで、ソファを大きく印象づけることもできます。特に好きな色がある方はソファをアクセントカラーとしてもいいでしょう。

3.張り地の素材を決める

ソファのカラーだけでなく、インテリアに合う素材を選ぶことも大切です。ソファの場合は張り地の素材がインテリアとしての印象になります。

例えば、布張りは優しい温もりが感じられるのでナチュラルに見せやすく、合皮や本革は高級感や上品さが特徴なのでモダンインテリアにぴったりである、といった具合です。こういった張り地の特徴も把握すれば、よりインテリアに合うものを選びやすくなります。

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ソファの脚は床色に合わせると◎

ソファを選ぶ時は、ついソファ本体のカラーや素材ばかりに目が行ってしまいますが、実は脚のカラーもインテリアにとっては重要なポイントです。

脚のカラーを床色や他の家具に合わせることで、違和感のないインテリアにまとまります。つまり、脚のカラー選びでは、ベースカラーやメインカラーと同じ系統のカラーを選ぶのが良いというわけです。

また、床が木目なら、カラーは違っても木製の脚を選ぶというように、材質を合わせるのも統一感が出ておすすめです。

黒やホワイト、ブラウンはどんな部屋にも合わせやすい

インテリアにこだわりがなく、どんなカラーのソファにしたらいいのか迷ってしまったら、無難なカラーを選ぶと良いでしょう。黒やホワイト系、ブラウン系あたりはどんなインテリアにも向いているのでおすすめです。

しかし、部屋全体が同じ系統のカラーで偏っていて面白みに欠けると感じているなら、アクセントカラーとして派手なカラーを選ぶのも一つの方法です。また、実用性を重視するなら、汚してしまった時のことを考えて、汚れが目立ちにくいカラーにしてみてもよいでしょう。

ソファの選び方5|座り心地から選ぶ

ソファの用途は「座ること」にありますので、座り心地はソファ選びにおいてとても重要な部分になってきます。ソファの座り心地は、座面に使われている素材だけでなく、ソファ内部の構造によっても変わります。

ここからはソファの座り心地を左右する要素や、座面の硬さで使い勝手がどう変わるのかをご説明していきます。

座り心地はクッション材と内部構造がカギ

ソファの座り心地は、座面に使われているクッション材と、ソファの内部を構成するスプリングで決まってきます。

主にどんなものが使用されているのか、座り心地は素材によってどう左右されるのかを解説します。

座面に使われているクッション材について

座面に使われている素材について

座面に使われている素材は、主にチップウレタン・ウレタン・シリコンファイル・フェザーの4種類です。1つだけでなく複数を組み合わせて独自の座り心地を演出しているソファも少なくありません。

ウレタン

ウレタンとは、合成樹脂であるポリウレタンのことです。ソフトウレタンやハードウレタンなどの種類があり、密度が高いものほど耐久性があります。一般的に密度や製法が異なるウレタンを何層か重ねて使うことが多いです。

チップウレタン

ウレタンを細かくして固めたもので、強度が高いのが特徴です。そのため、ソファの座面を支える部分に使われることが少なくありません。ソファに座った時の底付き感を軽減したり、耐圧分散したりするのに役立っています。

シリコンファイル

シリコン処理したポリエステル繊維です。フェザーのようにふんわりと軽く、それでいて型崩れしにくい素材になっています。フェザーよりも安価なので、軽くて安いソファによく使われています。

フェザー

フェザーは軽くてへたりにくく、主に高価なソファに採用されています。ポリエステル綿等の素材と混ぜて使われている場合もあります。体にフィットする座り心地になるため、長時間座ったり横になったりする方におすすめです。

座面下の内部構造(スプリング)について

座面下の内部構造について

クッション材の次は、ソファ内部のスプリングとそれぞれの特徴を解説していきます。スプリングでも座り心地や使い勝手は変わってくるため、それについても取り上げていきます。

S字バネ

低価格のソファに使用されることが多い部品です。ソファの横方向に連結するバネで、厚みがないため座面が薄いタイプのソファに合います。座り心地は硬いものから柔らかいものまであるので、ちょうどよい硬さが選べるでしょう。

ポケットコイル

厚みのあるバネで、1つ1つが樽のように巻かれています。ポケットコイルはバネ同士が独立しているからへたりにくく、長持ちしやすくなります。

どの部分に座っても座り心地が安定しています。また、価格が高めのソファに採用されることが多いスプリングです。

ウェービングテープ

ゴムと繊維を混ぜて作られたテープ状の素材です。ウェービングテープは薄い形状なので、座面が薄いタイプのソファによく使われます。

S字バネやポケットコイルなどと組み合わせられることも多く、座った時に軋むような音がしづらいため、静音性を重視する方におすすめのスプリングになっています。

座面が硬めのソファの選び方

座面が硬めのソファの選び方

座った時に体が沈み込まない硬めのソファは、足腰が弱い方や姿勢よく座りたい方におすすめです。座面の素材は高反発ウレタンやハードウレタンが使用されているものが良いでしょう。

また、使用しているうちにへたらないよう、底面にチップウレタンが使われているものを選ぶのも一つの方法です。座面下には強めのS字バネが採用されていると、より硬い座り心地になります。

硬めのソファのメリットは、立ち座りが楽で、なおかつ足腰の負担が軽減する点です。しかし、長時間座るとお尻が痛くなりやすいというデメリットもあります。

座面が柔らかめのソファの選び方

座面が柔らかめのソファの選び方

座面が柔らかいソファは、包み込まれるような座り心地が特徴的です。ソファの上で長時間くつろいだり、ベッド代わりに使ったりしたい方に向いています。座面の素材は軽くてヘタりにくいフェザーがおすすめですが、安価なシリコンファイルでも十分に柔らかさを堪能できるでしょう。

また、座面下にはポケットコイルやウェービングテープが使われているものがおすすめです。ただし、座面が柔らかい分、腰が沈み込んで負担がかかってしまったり、姿勢が悪くなったりするといったデメリットもあるので注意してください。

ソファの硬さで迷ったら、硬すぎず柔らかすぎない中間のものを選ぶのがおすすめです。硬いソファでは長時間くつろげませんし、柔らかいソファでは姿勢が崩れてしまう可能性があります。

しかし、中間の硬さなら、硬いソファと柔らかいソファのいいとこ取りができるので、ソファ選びに失敗する可能性が低くなります。モダンデコでは中間の硬さのソファを取り揃えているので、ぜひチェックしてみてください。

ソファの硬さは中間程度のものを選ぶのが無難

ソファは柔らかい方がいいというイメージを持っている方もいるかもしれませんが、柔らかいソファは包み込まれるような座り心地が気持ちいい一方で、実は体に負担をかけている側面もあります。体が沈み込みすぎるソファは、姿勢が崩れやすく、長時間座っていると腰や背中に負担がかかりやすくなります。腰痛の不安がある方は、少し硬めのソファを選ぶと良いでしょう。

少し硬めのソファは、座ったときに体が安定しやすく、正しい姿勢を保ちやすいというメリットがあります。これにより、長時間座っていても疲れにくく、腰痛の予防にも繋がります。特に、長時間ソファで過ごすことが多い方や、在宅ワークなどで長時間座る方には、硬めのソファがおすすめです。

また、実物の座り心地を確かめて購入すべきなのは言うまでもありません。実際に座ってみて、腰や背中をしっかりと支えてくれるか、座面が沈み込みすぎていないかを確認しましょう。確認するのが難しい場合は、中間程度の硬さだとされている商品を選ぶとまず失敗しなくなるでしょう。

ただし、硬すぎると座り心地が悪く感じる場合もあるため、適度な硬さ、具体的には「少し硬め」のソファを選ぶのがおすすめです。少し硬めのソファであれば、体をしっかり支えながらも、ある程度の快適さを保つことができます。

ソファの選び方6|ライフスタイル・目的から選ぶ

ライフスタイルやソファを置きたい目的によって、適したソファのタイプは大きく変わります。

たとえば、家族みんなでくつろぐためなのか、一人でゆったり過ごすためなのか、あるいは来客時に使うためなのかによって、サイズや形、座り心地の重視ポイントが異なります。

ここからは、ライフスタイルや目的、さらに具体的なシーン別に分けて、それぞれにおすすめのソファをご紹介します。

ソファを間仕切りとしても活用したい

ソファを間仕切りにしたい場合は、背もたれの存在が重要です。例えば、キッチンとリビングがつながっていて空間を分けたいと考えているなら、キッチンに背を向ける形にソファを置くだけで間仕切りになります。

背もたれが高いほど、空間が分けられているように感じられるので、どのくらいの背もたれがあれば理想的なのか、事前にシミュレーションしておくと良いでしょう。

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家族とのコミュニケーションの場として活用したい

ソファはくつろぎの場にぴったりで、家族とのんびり過ごすときにも大活躍します。コミュニケーションの場として活用したいのであれば、家族の人数や過ごし方に合ったサイズのソファを選ぶのがおすすめです。

家族と一口に言っても、人数や構成によって必要な大きさは異なってくるため、家族みんながゆったり過ごせるサイズ感のソファを購入してみてください。

ワンルームにぴったりなソファを選びたい

ワンルームならソファを置くスペースが限られているでしょう。ソファ選びの時、狭いスペースに置けるサイズかどうかが大前提にはなりますが、使い勝手の良さも重視したいところです。

おすすめはコンパクトソファですが、コンパクトソファにも様々な形状のものがあります。できるだけ空間を広く見せたいならアームレスタイプやロータイプにすると良いでしょう。

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一人暮らしにぴったりのソファを選びたい

一人暮らしの部屋では、スペースが限られていることが多いため、コンパクトで場所を取りすぎないソファを選ぶことが大切です。1~2人掛けの小さめサイズや、脚付きで下に収納スペースが確保できるタイプなど、部屋の広さに合ったデザインを選びましょう。

また、一人でくつろぐことを重視する場合は、座面が深めでリラックスしやすいタイプや、リクライニング機能付きのソファを選ぶとよいです。

二人暮らしを快適にしてくれるソファを選びたい

二人暮らし用なら2人掛けソファ一択に思えるかもしれませんが、実際に座って見ると少し窮屈に感じるかもしれません。片方が横になると、もう1人が座るスペースがほとんど無くなってしまうこともあります。

お互いに気を遣いすぎず快適に過ごしたいのであれば、3人掛けソファがおすすめです。置くスペースがない場合は、1人掛けのソファを2つ用意して、空いているスペースを有効活用するのもよいでしょう。

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リラックススペースとして活用したい

人によってソファの使い方はそれぞれです。リラックスの仕方も個人差があるので、どんな風にくつろぎたいのかよくシミュレーションしてみてください。

寝そべってマンガを読んだりテレビを観たりしたいなら、幅の広いタイプの方が安心です。座った状態でもくつろげるソファがいいならリクライニング機能付きが向いています。このように、どんなリラックススペースにしたいかによって合うものが異なるのです。

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脚をゆったり伸ばしてくつろげるソファがほしい

脚を伸ばして座れるのが理想なら、オットマン付きのソファやカウチソファ、L字ソファなどの幅広タイプがおすすめです。特に、オットマン付きのソファはオットマンをチェアとして使うこともできるので、来客などで座る人数が増えても安心できます。

カウチソファは左右のどちらにもレイアウトできるタイプを選べば、部屋の模様替えをするときに便利です。

来客があっても対応できるソファを選びたい

来客があっても座れる余裕がほしい場合は、少人数でも対応できるコンパクトなソファがおすすめです。2〜3人掛けのソファでも、オットマンやスツールを組み合わせれば、必要に応じて座席を増やすことができます。

また、カウチタイプやL字ソファなら、普段は家族でゆったり使いながら、来客時には座る人数に合わせて柔軟に対応できます。部屋の広さに合わせて配置できるレイアウトの自由さもポイントです。

在宅ワークでも使えるソファを選びたい

長時間座っても疲れにくいことと、作業に集中できる快適さがあるものを探しましょう。

座面には体圧を分散する高密度ウレタンやポケットコイルを使用したものがおすすめで、背もたれも適度な硬さがあり、姿勢をサポートしてくれるタイプが理想です。

さらに、作業中に飲み物をこぼしたり手が触れたりすることもあるため、汚れに強いポリエステルや合皮素材など、お手入れしやすい素材を選ぶと安心です。脚がしっかりしたソファなら安定感があり、椅子代わりとしてデスクと合わせても快適に使用できます。

子どものいる家庭におすすめのソファを選びたい

子どもはソファの上で飛び跳ねたり、お菓子をこぼしたりと、大人が想像する以上に使用頻度が高く、汚れやすいものです。そのため、耐久性が高く、汚れにくい素材を選ぶことが重要です。素材としては、ポリエステルやアクリルなど耐久性があり、汚れが落ちやすいファブリック素材がおすすめです。

また、PVCレザーなど水や汚れに強く、お手入れが簡単な合皮素材も良い選択です。構造としては、しっかりとした木材や金属製のフレームが耐久性を高めます。クッションも高密度ウレタンやポケットコイルなど、耐久性のあるものを選ぶと、長く使用できます。

ペットがいる家庭におすすめのソファを選びたい

ペットは爪で引っ掻いたり、毛が付いたりと、ソファを思った以上に使います。そのため、耐久性が高く、お手入れがしやすい素材を選ぶことが重要です。

素材としては、摩耗や引っ掻きに強い「ペット対応生地」や、撥水性があり汚れをさっと拭き取れるPVCレザーなどがおすすめです。

また、クッションは高密度ウレタンやポケットコイルなど、耐久性のあるものを選ぶと長く快適に使えます。フレームも木材や金属製のしっかりしたものを選ぶと、ペットとの生活でも安心です。

ソファのサイズ感を確認する方法

ソファのサイズ感を確認する方法

「実物を見ないとサイズ感がわからない」という方も多いのではないでしょうか。その場合は、新聞紙でソファのサイズ感を確認してみてください。

用意するものは、新聞紙、メジャー、ハサミ、テープです。ソファの寸法に合わせて新聞紙を切り貼りし、実際にソファを置きたい場所に敷いてみてください。この時、できればソファの奥行きや背もたれの厚みなども新聞紙で確認しておくとよいでしょう。

他の家具との配置バランスも一度に確認できるので、ネット注文する際にはぜひ試してみることをおすすめします。

ソファ選びでよくある失敗

ソファー選びでよくある失敗

ソファ選びでよくある失敗例を踏まえながら、失敗しない為のポイントをご紹介します。

座り心地が合わなくて疲れたり、体が痛くなったりする

ソファは柔らかい方が良いと思われるかもしれないですが、かえって疲れる原因につながることもあります。
また、ソファの座り心地は、座面に使われている素材だけでなく、ソファ内部の構造によっても変わります。ソファを選ぶ際は自分に合った硬さ・素材・構造を選ぶ必要があります。

大きすぎるや、小さすぎる

ソファは空間の中で存在感のある家具の為、設置場所の広さによっては、かえって圧迫感を感じる部屋になってしまうことがあります。ソファ選びに迷った時は「そもそもどうしてソファを置こうと思ったのか」について考えてみましょう。

すぐにヘタってしまった

ヘタりにくいソファの中材は「多層構造ウレタン」「ポケットコイル」などが使われていることが多いです。中材になにが使われているのかを見るのも失敗しないソファを選ぶポイントの一つとなります。

また毎日同じ位置に座ることが多いと思いますが、意識して違う位置に座るや、クッションの向きを入れ替えるのも長くご使用する上でのポイントです。

汚れが目立ちやすい

明るい色や布張りのソファは、食べこぼしやペットの毛、飲み物のしみが目立ちやすく、掃除の手間が増えてしまうこともあります。

汚れによる失敗を避けるには、撥水加工や防汚加工が施された素材を選ぶ、汚れが目立ちにくい色を選ぶ、またはカバーが取り外して洗濯できるタイプを選ぶなどの工夫が必要です。日常的な手入れも合わせて行うことで、ソファをきれいに長く使うことができます。

ソファの便利機能でさらに快適!

ソファの中には、ただ座るだけでなく、それ以外の機能を持った便利なものもあります。特に多機能のソファであればいくつか家具を削減することで、ソファを置くスペースを広く取れる可能性があります。

ここでは、どのようなソファが流通しているのかを紹介していきます。

収納付きソファ

ソファの座面下や肘掛け部分に収納がついているソファは珍しくありません。座面下の収納は広いスペースを確保しやすいため、大判ブランケットや雑誌、DVDなども楽に入れられます。

引き出しタイプのものを選ぶと出し入れしやすくなるほか、肘掛けに収納が付属している場合、リモコンやメガネなどの小物を入れるのに使うことができます。

ベッドに変わるソファ

ソファは大きな家具の1つです。狭い部屋では、できるだけ多目的に使いたいところではないでしょうか。ソファベッドなら、日中はくつろぎスペースとして、夜間はベッドとして使えるので一石二鳥です。

もともと奥行が広く、ベッドのような形をしているソファもあれば、フルフラットにしてベッドに変形させるソファもあります。ソファを置くスペースや使い勝手のよさで選んでみてください。

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ミニテーブル付きソファ

ソファとミニテーブルがセットになっている便利なソファもあります。肘掛け部分にミニテーブルが設けられているものや、2人掛けソファの場合は座面と座面の間にミニテーブルが付いていることもあり、デザインは様々です。

コーヒーカップやリモコンを置くのに便利なので、休日にソファを使ってくつろぎたい方には特におすすめです。ソファと合わせてミニテーブルの購入を検討している方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

レイアウト自由なソファ

ソファの形状はさまざまで、購入時に悩んでしまう方も多いでしょう。使う目的によって最適なソファの形状は異なるため、できれば1つに絞らずに検討したいところです。

多目的で使用したり、複数人で共有したりするなら、おすすめはレイアウトが変えられるソファです。ごろ寝したいときは脚が伸ばせるカウチソファタイプとして、1人ずつ離れて座りたいときは座面が分割できるタイプとして使えるソファもあります。

リクライニングできるソファ

くつろぎスタイルに重要なのは、背もたれのフィット感や角度です。シーンで背もたれの角度を変えることができれば便利になるでしょう。そういった需要に応えるリクライニングソファも多数販売されています。

リクライニングソファであれば、姿勢よく座って作業したい時は背もたれを立てて、休憩したいときは背もたれをリクライニングしてくつろぐといった風に使い分けられます。背もたれを倒すだけなので、狭いスペースでもさまざまなシーンに対応できます。

ソファ購入前に搬入経路をチェックしよう

ソファ購入前に搬入経路をチェックしよう

ソファの購入前に、ソファのサイズと搬入経路の確認をしっかりしておくことが大切です。搬入経路とは、玄関や窓から部屋までの通り道のことを言います。ソファのサイズと搬入経路の幅や高さが合わなければ、せっかくのソファを部屋に運び入れることはできません。

搬入経路を確認する際は、入り口や廊下の幅と高さはもちろん、曲がり角の寸法も測っておくのがよいでしょう。2階以上の部屋に搬入する場合も、同じように各スポットの寸法を確認しておいてください。また、ソファの奥行きが広い場合は、ソファを縦にして運べれば問題ありません。

おすすめのソファ14選

ここまでソファの選び方について解説してきました。ここからはソファの形状ごとに特におすすめの商品をご紹介していきます。

色や張地、機能面でも様々な個性ある商品を、どういったシチュエーションで使えるかといった点も合わせて紹介していきますので、あなたにぴったりのソファを探してみてください。

アームソファ

アームソファは両側に肘掛けがついた、スタンダードな形のソファです。ソファの横幅に余裕があるものであれば、肘掛けを枕代わりにしてくつろぐような使い方も可能です。

ソファを独立したリラックススペースとして使いたいならアームソファがおすすめです。

[幅153cm・コンパクト広々] 2人掛けモダンソファ ブラックスチール脚 ホテルライク 高級感【商品番号:xs003】

[幅153cm・コンパクト広々] 2人掛けモダンソファ ブラックスチール脚 ホテルライク 高級感【商品番号:xs003】

洗練されたモダンデザインの2人掛けソファです。スリムなブラックスチール脚と、背面まで美しい仕上がりが特徴。コンパクトながらも広々とした座面で、ゆったりとくつろげます。

オットマンを追加すれば、さらに快適なカウチスタイルに。カラーも豊富で、お部屋の雰囲気に合わせて選べます。

高級感のあるファブリック生地と、しっかりとした座り心地で、長時間の使用でも快適。ミニクッションが2つ付属しており、使い勝手も抜群です。

[幅135cm・傷に強いペット対応生地も] 天然木脚 2人掛けコンパクトソファ 北欧風【商品番号:ds-043】

[幅135cm・傷に強いペット対応生地も] 天然木脚 2人掛けコンパクトソファ 北欧風【商品番号:ds-043】

天然木の脚がアクセントの北欧風2人掛けソファです。傷に強いペット対応生地を採用しているため、日常使いも安心。コンパクトながら座り心地は抜群で、長時間座っても快適に過ごせます。

脚を外せばローソファとしても使え、ころんと丸いフォルムはどんなお部屋にも馴染みます。一人暮らしや二人暮らしの方にもおすすめのアームソファです。

アームレスソファ

アームレスソファの最大の特徴は、肘掛けが無い分、幅を丸ごと座面として使える点です。そのため座るスペースをとにかく広く取りたい方に向いています。見た目もすっきりとして見えます。

[幅186cm・コンパクトでも広々] 3人掛けソファベッド リクライニング 天然木フレーム 北欧【商品番号:bc011】

[幅186cm・コンパクトでも広々] 3人掛けソファベッド リクライニング 天然木フレーム 北欧【商品番号:bc011】

シンプルながら存在感のある、3人掛けアームレスソファです。幅186cmの広々とした座面は、あぐらをかいたり寝転んだりしても余裕の広さ。奥行きも深く、リラックスした姿勢でくつろげます。

背もたれは3段階にリクライニング可能で、倒せばベッドとしても使用できます。肌触りの良いファブリック生地は、高耐久でペットにも優しい仕様です。

ソファとしてもベッドとしても快適に過ごせる、長く愛用できる一品です。

[幅136cm・アームレスデザイン] 北欧調 2人掛けソファ【商品番号:ds-014】

[幅136cm・アームレスデザイン] 北欧調 2人掛けソファ【商品番号:ds-014】

北欧調の洗練されたデザインが魅力の2人掛けソファです。幅136cmのコンパクトサイズながら、広々とした座面でゆったりくつろげます。アームレス仕様で開放感があり、限られたスペースでも圧迫感なく配置可能です。

脚を取り外せばローソファとしても使用でき、シーンに合わせてスタイルを変えられます。肌触りの良いファブリック素材は高耐久で、ペットにも優しい仕様です。

カラーバリエーションは6色展開。お部屋の雰囲気やインテリアに合わせてコーディネートを楽しめます。

ワンアームソファ

アームソファとアームレスソファの良いところを掛け合わせたのがワンアームソファです。

肘掛けが片方にだけあるので、気分に合わせて使い分けられます。肘掛け側に体を預けて、背もたれのない方に足を伸ばすという使い方もできます。

[本体幅166cm・傷に強いペット対応生地] 2人掛けソファーベッド レイアウト自由 カウチ【商品番号:ss016】

[本体幅166cm・傷に強いペット対応生地] 2人掛けソファーベッド レイアウト自由 カウチ【商品番号:ss016】

上質なファブリック生地とナチュラルな木脚が魅力の2人掛けワンアームソファ。傷に強いペット対応生地を採用しているため、毎日の使用も安心です。

広々とした座り心地ながら、ワンルームにも置きやすいコンパクト設計。付属のオットマンを組み合わせれば、カウチスタイルやソファベッドとしても活用でき、ゆったりとくつろげます。

カラーバリエーションは4色で、お部屋の雰囲気に合わせたものを選べます。どんな部屋にも置きやすい、使い勝手の良いソファです。

[幅165/209/260cm・傷に強いペット対応生地も] 収納付き3人掛け多機能ソファ【商品番号:ss001-165】

[幅165/209/260cm・傷に強いペット対応生地も] 収納付き3人掛け多機能ソファ【商品番号:ss001-165】

上質で洗練された雰囲気を演出する、収納付きの3人掛けソファです。ペットに優しい高耐久生地を採用しており、お手入れも簡単。

座面下にはスライドレール付きの引き出し収納、スツール内部にも大容量の収納スペースを備え、リビングをすっきり整頓できます。

背もたれを倒せばベッドとして使用可能。オットマンを組み合わせれば、カウチスタイルやコーナースタイルなど自由なレイアウトが楽しめます。さらに、肘掛けには棚やテーブル機能も搭載。

便利さと上質さを兼ね備え、お部屋の印象をぐっと高めてくれる一台です。

カウチソファ

座面を横ではなく縦に伸ばし、そこに足を置いてくつろぐことができる設計になっているのがカウチソファです。

付属のオットマンを繋げて足置き部分にするタイプであれば、シチュエーションに応じてスツールとしても使えるようなカスタム性の高さも魅力です。

[幅176cm] 3人掛けカウチソファ レギュラータイプ【商品番号:ds-068】

[幅176cm] 3人掛けカウチソファ レギュラータイプ【商品番号:ds-068】

上質な風格を備えた3人掛けカウチソファです。柔らかなファブリック生地の張り地に、洗練されたフォルムが調和し、置くだけで部屋の空気を格上げしてくれます。

幅176 cmのゆったりサイズで、カウチの位置を変えたり、スツールを切り離してオットマンとして利用したりと、レイアウトは自由自在。快適にくつろげる広々設計で、複数人でも快適に過ごせます。

存在感のある佇まいで毎日の暮らしを優雅に彩ってくれる一台です。

[傷に強いペット対応生地] カウチソファセット 組替自由自在【商品番号:rx03】

[傷に強いペット対応生地] カウチソファセット 組替自由自在【商品番号:rx03】

ハイグレードな雰囲気と自在なレイアウト性を兼ね備えたカウチソファセットです。耐久性に優れたペット対応ファブリックと、取り外して洗えるカバー仕様で、日常使いにも安心。

ソファやオットマンを自由に組み合わせることで、間取りやライフスタイルに合わせた多彩なレイアウトが楽しめます。座面はやや低めで、お部屋を広く見せる効果も。脚を外せばローソファとしても活用できます。

暮らしの変化に寄り添い、長く快適に使える一台です。

ローソファ

テーブルなどのインテリアに低いものを使っている場合はローソファを置くと生活しやすくなります。

ローソファの中にも、他のソファと遜色ないような柔らかい座り心地のものがあるため、くつろぎスペースとしての役割はしっかり果たしてくれます。

[幅196cm] 3人掛けフロアソファ【商品番号:xlsf】

[幅196cm] 3人掛けフロアソファ【商品番号:xlsf】

贅沢な雰囲気を演出するフロアスタイルの3人掛けソファです。低めの座面と絶妙なクッション性のバランスで、空間を広く見せるロースタイル設計になっています。

パーツが3つに分かれているため、組み合わせ次第でさまざまなシーンに合わせたレイアウトが可能。リクライニング機能も備わっており、日常のくつろぎからお昼寝まで、自然な姿勢でリラックスできます。

軽量設計で配置替えも簡単。置くだけで空間に品格と居心地の良さを両立させる、一台です。

[幅185cm] 3人掛けローソファー リクライニング 格納式テーブル付き アームレスフロアソファ【商品番号:ds-046】

[幅185cm] 3人掛けローソファー リクライニング 格納式テーブル付き アームレスフロアソファ【商品番号:ds-046】

お部屋に解放感をもたらす、3人掛けの2WAYローソファです。背もたれを倒すだけでベッドとして使え、さらに3段階のリクライニング機能付き。自分にぴったりのスタイルでくつろげます。

ローテーブルやこたつとの相性も良く、シーズンに合わせて幅広く活躍。アームレスデザインなので、さまざまなレイアウトにも柔軟に対応可能です。

収納式のセンターテーブル付きで、読書や軽食の際にも便利。背面まで同じ生地で仕上げられているため、どの角度から見ても美しく、お部屋の雰囲気をぐっと高めてくれる一台です。

ソファベッド

ワンルームなどでインテリアをコンパクトにまとめたいならソファベッドがおすすめです。ソファとベッドという大型家具を1つにまとめることができます。

ソファベッドを置く時は、切り替えが楽なものを選ぶようにしましょう。

[幅188cm・座り心地高評価] 3人掛けソファベッド フルフラット 傷に強いペット対応生地も【商品番号:hy002】

[幅188cm・座り心地高評価] 3人掛けソファベッド フルフラット 傷に強いペット対応生地も【商品番号:hy002】

ハイグレードな贅沢感と多彩なくつろぎを実現する3人掛けソファベッドです。上質なファブリック張りの極厚クッションと体を包む背もたれが、昼も夜も安らぎの時間へ誘います。

背もたれは3段階リクライニング可能で、フルフラットにすればベッドに早変わり。シングルベッドに匹敵する幅約105 cmで、寝返りをうっても余裕の広さです。

天然木脚のナチュラルな風合いが空間を上品に整え、カラーバリエーション豊富な色展開で、お部屋の印象も自由自在に演出できます。

[幅204cm・ワンタッチでベッドに] 大容量収納 3人掛けソファーベッド 1P切り離し可能【商品番号:hy006】

[幅204cm・ワンタッチでベッドに] 大容量収納 3人掛けソファーベッド 1P切り離し可能【商品番号:hy006】

上質で洗練された存在感を放つ、収納付き3人掛けの2WAYソファベッドです。

ワンタッチでセミダブル相当のベッドに変形し、足を伸ばしてゆったりくつろげます。キャスター付きの引き出し式座面で、女性でも簡単にベッド展開が可能です。

座面下には大容量の収納スペースを完備。さらに1Pソファは切り離せるので、カウチスタイルやフラット配置など、自由なレイアウトを楽しめます。

カラーバリエーションは4色展開。お部屋の雰囲気に合わせて印象を変えられる、多機能なソファベッドです。

リクライニングソファ

リクライニングソファは、ソファに座っている時間が長い方に特に向いています。

背もたれの角度を調節できますので、例えば食事や作業中はまっすぐに立て、休憩したい時には傾ける、といった使い分け方ができるようになっています。

[幅130cm] 2人掛け3WAYリクライニングソファ【商品番号:yc02】

幅130cm 2人掛け3WAYリクライニングソファ【商品番号:wj002】

ハイグレードで上質な佇まいを演出する、幅130cmの2人掛け3WAYリクライニングソファです。

ハイバック仕様の背もたれが頭までしっかり支え、包み込まれるような安定感を実現。42段階の細やかなリクライニングにより、読書や映画鑑賞などシーンに合わせて快適な姿勢を叶えます。

簡単操作でベッドへ早変わりし、コンパクトながらもゆったりとしたくつろぎを楽しめるのも魅力。

ペットガード生地を採用しているため耐久性に優れており、長く快適に使えるのも嬉しいポイント。カラーは4色展開で、お部屋の雰囲気に合わせて洗練された空間を作り上げてくれる一台です。

[幅161cm・傷に強いペット対応生地も] 2人掛けフロアソファ 座椅子タイプ リクライニング【商品番号:yc01】

[幅161cm・傷に強いペット対応生地も] 2人掛けフロアソファ 座椅子タイプ リクライニング【商品番号:yc01】

贅沢な存在感を放つ、2人掛けリクライニングソファ。極厚クッションと柔らかなファブリックが織りなす上質な座り心地は、包み込まれるような快適さです。

背もたれ・両肘・両肩は角度調整が可能で、ソファ・カウチ・ベッドへ自在に変形。幅161cmのコンパクトサイズながら、42段階の細やかなリクライニング機能を備え、省スペースでも優雅なくつろぎを実現します。

カラーはアッシュグレーをはじめとした複数展開。お部屋の雰囲気に合わせて選べる、機能美あふれる一台です。

【Q&A】ソファ選びでよくある質問

ソファを購入する際、デザインやサイズ、座り心地など、さまざまなポイントで迷う場面が多くあります。特に、耐久年数やサイズ選び、背もたれの高さの違いなどは、多くの人が気になるポイントです。ここでは、ソファ選びに関するよくある質問にお答えします。

ソファは何年で買い替えですか?

ソファの買い替え時期は、使用頻度や素材、メンテナンス状況によって異なりますが、一般的には3〜10年が目安とされています。

耐久性の高い本革や無垢材のフレームを使用したソファなら10年以上使えることもありますが、布製のクッション部分はへたりや汚れが目立ちやすいため、もう少し早いタイミングでの買い替えを検討することもあります。

また、座り心地の変化やフレームのきしみが気になったら、それが買い替えのサインかもしれません。より長く快適に使うためには、定期的なメンテナンスやカバーの交換も重要です。

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ソファの寿命はどのくらい?買い替え時を見極める方法とおすすめ商品10選

2人掛けと3人掛けならどちらを選ぶべき?

ソファのサイズ選びは、部屋の広さやライフスタイルによって異なります。2人掛けはコンパクトなリビングやワンルーム向きで、一人暮らしやカップルに最適です。省スペースで配置しやすく、圧迫感が少ないのが特徴です。

3人掛けは家族や来客の多い家庭におすすめで、座面が広くゆったり過ごせます。ただし、設置には十分なスペースが必要です。スペースが限られている場合は、2人掛け+オットマンの組み合わせも検討するとよいでしょう。

ソファの背もたれの高さの違いは?

ソファの背もたれの高さは、座り心地や部屋の印象に影響します。ハイバックは頭や首まで支えられ、長時間のくつろぎに適していますが、圧迫感が出やすい点に注意が必要です。

ローバックは部屋を広く見せる効果があり、開放感のあるインテリアに最適です。ただし、長時間座る際はクッションを活用すると快適になります。快適さを優先するならハイバック、すっきりした空間を作るならローバックが向いています。

柔らかいソファと硬いソファ、どちらを選べばよい?

長時間座るなら「少し硬め」のソファがおすすめです。柔らかいソファは包み込まれる座り心地が魅力ですが、体が沈み込みすぎると姿勢が崩れやすく、腰や背中に負担がかかることがあります。

硬めのソファは体を安定させやすく、正しい姿勢を保ちやすいため、疲れにくく腰への負担も軽減できます。購入時は、実際に座って座り心地を確かめるか、中間程度の硬さのものを選ぶと安心です。

まとめ

ソファを一台置けば、お部屋の印象も、お部屋での過ごし方もがらりと変わってきます。ソファは何度も買い替えるようなインテリアではありませんので、自分に合ったものを慎重に選ぶ必要があります。

この記事では、ソファを選ぶ時に着目したいいくつかのポイントについてお話してきました。この記事を参考に、あなたのお部屋にぴったりのソファを探してみてください。

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