ベッド選びで失敗しないポイント|サイズ・フレーム・ヘッドボード・マットレスの選び方

ベッド選びで失敗しないポイント|サイズ・フレーム・ヘッドボード・マットレスの選び方ベッド選びで失敗しないポイント|サイズ・フレーム・ヘッドボード・マットレスの選び方 暮らしの知識

快適な睡眠は日々の健康に直結します。睡眠の質を向上させるには、自分にあった理想の寝室を作ることが重要です。

自分にはどんなベッドが適しているのか、特徴や違い、選び方のポイントを知り、自分にあった理想の一台を見つけましょう。

ベッドフレームの構造・名称

ベッドフレームの構造・名称

基本的にはベッドフレームの上にマットレスを乗せて使用します。ベッドを選ぶ時に、重要なのが「サイズ」「ベッドフレーム」「ヘッドボード」「床板」です。

ベッドサイズの選び方

セミシングル

セミシングル

最も小さいサイズで、小柄な方やお子さまに向いています。

シングル

シングル

一般的な一人用サイズです。ワンルームに適しています。

セミダブル

セミダブル

寝返りを打て、ゆったりと眠れるサイズです。

ダブル

ダブル

二人で眠ることができるサイズです。

クイーン

クイーン

二人で快適に眠れます。小さな子どもと三人でもOK。

キング

キング

ファミリーでゆったり眠れる広さです。

一人で使うならセミダブルがおすすめ

お部屋のスペースに余裕があるなら、シングルよりもセミダブルがおすすめです。セミダブルなら余裕をもって寝返りを打てるため、より快適に過ごせます。

二人で使うなら最低でもダブル、できればクイーン以上がおすすめ

最低でもダブル以上のサイズを選びましょう。就寝中の動きを妨げず、お互いの睡眠の質を保ちたいなら、クイーン以上のサイズがおすすめです。

「ショート丈」と「ロング丈」もチェック

ベッドには標準的な長さ(約195cm)のほか、体格に合わせて選べる「ショート丈(約180cm)」や「ロング丈(約220cm)」もあります。

ベッドフレームの選び方

ベッドフレーム選びは、機能性や単にマットレスを支えるだけでなく、寝室全体の機能性や雰囲気に大きく関わります。

掃除のしやすさや湿気対策、収納力にも影響するので、自分にぴったりのフレームを探してみましょう。

スタンダードベッド

スタンダードベッド

最も一般的なタイプで、デザインも豊富。脚付きなので、ベッドの下の掃除もしやすく、収納スペースとして使えます。どんな部屋にも合わせやすいです。

フロアベッド・ローベッド

フロアベッド・ローベッド

床からの高さが低いベッドで、お部屋を広く見せくれます。高さが低いため、ベッドから落下した際、怪我のリスクも軽減できます◎小さなお子様や寝相の悪い方にも最適です。

収納付きベッド

収納付きベッド

ベッドに収納機能が付いたものです。ベッド下を収納スペースとして有効活用できるので、部屋が狭い方や物が多い方に向いています。引き出しタイプと跳ね上げタイプがあります。

ロフトベッド・システムベッド

ロフトベッド・システムベッド

ベッドを高い位置に配置することで、下の空間を有効活用できるタイプです。ワンルームや子ども部屋など、限られたスペースを広く使いたい人に向いています。

折りたたみベッド

折りたたみベッド

使わないときはコンパクトに折りたたんで収納できるベッドです。来客用や部屋を多目的に使いたい場合に向いています。リーズナブルなものが多く、予算を抑えたい人にも◎

ソファベッド

ソファベッド

日中はソファ、夜はベッドとして使えるタイプです。1台で2役をこなすため、部屋を効率的に活用でき、スペースが限られた一人暮らしの部屋に向いています。

2段ベッド

2段ベッド

ベッド1台で2人分の寝床を確保できます。部屋のスペースを節約でき、兄弟姉妹がいる家庭におすすめです。上下に分割できるタイプなら、ライフスタイルが変わっても長く使えます。

パレットベッド

パレットベッド

パレットを床に並べて作る、近年人気の低床ベッド。レイアウトの自由度が高く、部屋の広さや用途に合わせて自由にカスタマイズできます。すのこ構造のため、通気性も◎

脚付きマットレス

脚付きマットレス

マットレスとベッドフレームが一体化し、マットレスの底に直接脚が付いた構造のベッド。組み立ても簡単で、比較的リーズナブルなのが魅力です。

床板の選び方

ベッドフレームの床板は、マットレスの通気性や寝心地に大きく影響を与えます。それぞれの特徴を知って、自分に合ったものを選びましょう。

すのこ床板

すのこ床板

板と板の間に隙間がある、通気性に優れた構造の床板です。マットレスや布団の湿気を逃がしやすく、カビやダニの発生を抑えます。

張り板

張り板

隙間のない一枚板で構成された床板です。面で支えるため、安定感は抜群。湿気がたまりやすいので、除湿シートなどで湿気対策を行いましょう。

床板とマットレスの相性が重要

すのこ床板は、基本どのマットレスとも相性が良いです。ただし、ポケットコイルの場合は、直径が大きめのものを選ぶのがおすすめ。また、詰め物は厚めのものを選んだほうが快適な寝心地になります。

張り板の床板は、コイル系の通気性に優れたマットレスを選びましょう。通気性が悪いウレタンマットレスなどと組み合わせると、湿気がたまりやすいです。

ヘッドボードの選び方

ヘッドボードは、ベッドの機能性だけでなく、寝室全体の印象を大きく左右する「顔」ともいえる部分です。

パネル

パネルタイプ

どんな部屋にも合う、シンプルでフラットなヘッドボードです。装飾や棚がなく、部屋全体を広く見せてくれ、落ち着いた印象を与えます。比較的リーズナブルな商品も多いです。

宮あり・棚付き

宮あり・棚付きタイプ

スマートフォンなどの小物を置ける、収納スペース付きのヘッドボートです。照明やコンセント付きのモデルも多く、機能性の高さが魅力。ベッドで過ごす時間が長い人におすすめです。

ヘッドレス

ッドレスタイプ

ヘッドボードがない、最もシンプルなデザインです。全長が短く、狭い部屋でも圧迫感なく設置できるため、空間を広く見せる効果があります。価格も比較的リーズナブルです。

マットレスの選び方

マットレスは、ベッドの寝心地に直結する重要な要素です。素材ごとに特性が大きく異なるため、それぞれの特徴を理解して選びましょう。

ポケットコイル

ポケットコイル

コイルが独立した袋に包まれ、マットレス内に敷き詰められているもの。コイルが体の凹凸に沿って点で支えるため、優れた体圧分散性を発揮します。理想的な寝姿勢を保ちやすく、腰や肩への負担も軽減◎

ボンネルコイル

ボンネルコイル

コイル同士がワイヤーで連結され一体化した構造です。体を面で支えてくれるので、沈み込みすぎず硬めの寝心地を好む方に適しています。耐久性に優れており、内部に空洞もあるため通気性もよいです。

ウレタン

ウレタン

コイルを使用せずウレタンフォームで作られたマットレスです。軽量で持ち運びやお手入れが簡単。体の凹凸にフィットして負担を軽減し、静かな環境で寝たい人にぴったり。ホコリも出にくく、衛生的な点も◎

マットレス種類別比較表

種類構造寝心地体圧分散性横揺れ価格帯寿命の目安
ポケットコイル独立したコイルやわらかめ高い少ない高価8〜12年
ボンネルコイル連結されたコイル硬め劣る伝わりやすい安価6〜8年
ウレタンウレタンフォームやわらか・硬め高い少ない安価〜高価3〜8年

ライフスタイル・シーン別のおすすめベッド

ライフスタイルとシーン別におすすめのベッドを一覧でまとめました。

ライフスタイル別のおすすめベッドタイプ一覧

タイプ名一人暮らし二人暮らしファミリー子ども部屋
スタンダードベッド
フロアベッド・ローベッド
収納付きベッド
ロフトベッド・システムベッド
折りたたみベッド
ソファベッド
2段ベッド
パレットベッド
脚付きマットレス

シーン別のおすすめベッドタイプ一覧

タイプ名部屋が手狭収納するものが多い来客が多い引っ越しが多い
スタンダードベッド
フロアベッド・ローベッド
収納付きベッド
ロフトベッド・システムベッド
折りたたみベッド
ソファベッド
2段ベッド
パレットベッド
脚付きマットレス

一人暮らしにおすすめのベッド

一人暮らしの部屋は、スペースが限られていることが多いため、ベッドを選ぶ際には機能性を重視しましょう。部屋に余裕があれば、ゆったりと眠れるセミダブルベッドもおすすめです。

[シングル・大容量収納] USB+コンセント付き・収納左右組み換え可

[シングル・大容量収納] USB+コンセント機能付きベッド 収納左右組み換え可能

大容量収納と機能性を備えた収納付きベッドです。引き出し約322Lに加え床板下も活用可能。USB・2口コンセント付きで利便性も◎

[シングル] すのこベッド 宮付きタイプ

[シングル] すのこベッド 宮付きタイプ

天然パイン材使用のすのこベッド。収納棚やUSB・コンセント付きヘッドボード◎脚は着脱可能で高さ調整もでき、通気性も抜群です。

[シングル] すのこベッド

[シングル] すのこベッド

天然木パイン無垢材を使用したすのこベッド。香りと風合いが魅力で通気性も抜群。脚は着脱可能で高さ調整もでき、収納やローベッドにも◎

[S/SD/D] 折りたたみ式パイプベッド

[S/SD/D] 折りたたみ式パイプベッド

頑丈なスチール製の折りたたみベッド。耐荷重約200kgで安心・3ステップで簡単組立て可能。高さ31cmで収納も◎選べる3色展開。

[S/SS/SD/D] 脚付きマットレス 脚長25cm ボンネルコイル

[S/SS/SD/D] 脚付きマットレス 脚長25cm ボンネルコイル

木脚付きの脚付きマットレス。ボンネルコイルで寝心地も◎すのこ型で通気性良好。高さ25cmで収納にも便利です。使い勝手がよいのも◎

[S/SS/SD/D] 脚付きマットレス ボンネルコイル ハードタイプ

[S/SS/SD/D] 脚付きマットレス ボンネルコイル ハードタイプ

ボンネルコイル採用の脚付きマットレスベッドです。極厚で硬めの寝心地を実現。抗菌・防ダニ加工付き。搬入や組立も簡単で、使い勝手も◎

二人暮らしにおすすめのベッド

二人で使うベッドは、お互いの睡眠の質を確保することを一番に考えましょう。最低でもダブルベッド、クイーンサイズ以上もおすすめです。

[S/SD/D] 余白を楽しむローベッド 天然木調 ステージベッド

[S/SD/D] 余白を楽しむローベッドフレーム 天然木調 ステージベッド ロボット掃除機対応

天然木調の質感が魅力のローベッドです。サイドに小物も置けるステージ設計で、3サイズ展開。洗練デザインで快適な眠りをサポート。

[S/SD/D] ローベッドフレーム 天然木調 2口コンセントタイプ

[S/SD/D] 余白を楽しむローベッドフレーム 天然木調 ステージベッド 2口コンセントタイプ

ロータイプのステージベッドです。サイドは小物置きにできッドボードにはUSB・2口コンセント付き。4色展開でシングル〜ダブルまで対応。

[S/SD/D] すのこベッド 宮付きタイプ 2口コンセント

[S/SD/D] すのこベッド 宮付きタイプ 2口コンセント

木目調デザインのすのこベッド。UV転写加工で美しさが長持ちします。すのこ板設計で湿気やカビ対策にも◎機能性の高い便利な宮付き。

[S/SD/D] 竹製すのこベッド
  

[S/SD/D] 竹製すのこベッド

天然竹とLVLすのこを使用したベッドです。PU塗装で耐久性も抜群。脚は3段階高さ調整可能で、4色・3サイズ展開のシンプル設計。

ファミリーにおすすめのベッド

ファミリーで使う場合、大きいサイズのものやレイアウトの自由度が高いものを選ぶとよいです。

[S/D/K・組替自由自在] パレットベッド 8/12/16枚セット

[S/D/K・組替自由自在] パレットベッド 8/12/16枚セット

天然パイン無垢材のパレットベッド。8〜16枚セットで自由にレイアウト可能。すのこ仕様で通気性も抜群。工具不要で簡単組立&軽量設計◎

[シングル] 二段ベッド USB+コンセント

[シングル] 二段ベッド USB+コンセント

木目調のシングル2段ベッドです。分割式設計で使い勝手もよく長く使えます。すのこ仕様で通気性良好、USB・コンセント付きで便利。

【Q&A】ベッド選びでよくある質問

最後に、ベッド選びでよくある質問をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

一人で使うならシングルでよい?

シングルでも問題ありません。寝返りを快適に打ちたい方にはセミダブルサイズがおすすめです。

二人で使う場合、ダブルでよい?

ダブルベッドで問題ありませんが、快適性を求めるならクイーンサイズ以上がおすすめです。シングルベッドを2台並べて連結するツインベッドも◎

ベッドの寿命はどれくらい?何年で買い替えるべき?

ベッドフレームの寿命は一般的に10〜15年、マットレスの寿命は3〜10年が目安です。マットレスの寿命は、素材によって大きく異なりますが反発しなくなったら、買い替え時だと考えてよいでしょう。

マットレスは固めと柔らかめ、どっちがいい?

ご自身の体型や睡眠姿勢など、好みに合わせて選びましょう。

硬めのマットレスは、体重が重めの方や仰向けで寝ることが多い方、寝返りをよく打つ方におすすめです。体が沈み込みすぎず、スムーズに寝返りを打つことができます。

一方、柔らかめのマットレスは、体重が軽めの方や横向きで寝ることが多い方におすすめです。体の曲線にフィットし、肩や腰への圧力を分散します。

まとめ

ベッド選びで重要なポイント、おすすめのベッドをご紹介しました。この記事を参考に、ぜひ自分に合った理想の一台を見つけてみてくださいね。

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